正しく座るだけで骨盤や背骨が整って、腹筋にグッと力が入るため下腹ぽっこりを解消! 簡単そうに見えるがけっこう腹筋に効くので最初は食事の間や電車の中などで1日3回、各5分。慣れたら20分続けられるようにがんばろう。“坐骨”を意識したエクササイズを教えてくれたのは、骨を意識しながら動くことで骨の位置を整えカラダを動かしやすくする“骨美人ダイエット”の提唱者・柴田郁恵さんです。
【First Step】尻肉に埋もれた坐骨を探せ!
まっすぐ立ち、背筋を伸ばしてから上体を前に倒してお尻を突き出す。そのまま手を後ろに伸ばしてお尻と脚の境目あたりを探ってみて。ゴリゴリ尖った左右ふたつの骨を感じたら、それが坐骨。
【1】椅子を用意する。その前で、両足の間をにぎりこぶし2個分くらい空けて立てば準備完了。
【2】背筋をピンと伸ばしたまま上半身を前に倒し、お尻をグッと後ろに突き出す。
【3】椅子に浅く腰掛ける。座面に坐骨がついていることを感じて。自然とお腹に力が入る。
※正しく座れているか、ASISを基準にチェック!
おへそのすぐ下から外側へと手でたどると、骨盤の外へ張り出したASIS(上前腸骨棘)が見つかる。座ったとき、ひざがASISより下にくる高さの椅子を選んで。
※坐骨が座面につかないと猫背に。
坐骨が座面についていないと、背筋が曲がってしまう。これでは、腹筋にも骨盤底筋群にも力が入らない。椅子に深く腰掛けるのも、坐骨をつけにくいのでNG。
食事中に5分間、を1日3回やってみよう!
柴田郁恵さん ボディバランストレーナー、骨先生。妊娠出産後の体型改善の経験をもとにしたダイエット法を提案。著書に『汗をかかずにほっそりする 骨美人ダイエット』(サンマーク出版)が。
ブラトップ¥6,400 レギンス¥8,300(共にエミ ヨガ/エミ ニュウマン新宿店 TEL:03・6380・1018)
※『anan』2019年2月6日号より。写真・内山めぐみ スタイリスト・七森美和 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・大塚まゆか 取材、文・風間裕美子
(by anan編集部)