「成功談」と「失敗談」どちらのほうが役立つと思う?マツコ・デラックスさんが議論の末に出した結論は…。
成功談と失敗談、どちらのほうが人生の役に立つかという話題のなかで、鋭いコメントが注目を集めました。
■成功談と失敗談、どっちが役立つ?
同日の放送では、福岡市在住の大学3年生が、就職活動における疑問や悩みを解消するラジオ番組をポッドキャストでスタートさせたという新聞記事を紹介。その流れで、スタジオでは「成功談と失敗談、どちらのほうが人生の役に立つか」という議論に。
株式トレーダーの若林史江さんは、「人から聞くんだったら成功談だと思う」「わざわざ失敗を繰り返して自分のなかでの成功談まで持って行くより、人の成功談があってそれを試してみるのがひとつの近道だと思うんですよね」とコメント。
■マツコ「それをなぞって成功できるかな」
すると、「よくセミナーとかで、そういうのやってるじゃない。すごい人数がそれを見ていたとして、全員がそれをできたら…ってならない?」とマツコさん。
「それだったら失敗談を聞いたほうが、何かあったときにリスク回避できるほうが、まだ実践には役に立たない?」「その成功した人も、誰かから聞いたわけじゃない人がほとんどなわけじゃん。自分の力で登り詰めてったわけじゃん? 参考になるかな、それ。たまたまその人がやって上手くいった成功例を聞いて、それをなぞって成功できるかな」と冷静に分析し、スタジオからも共感する声が。
■議論の末に出た「結論」は…
マツコさんは続けて、「まあ、それ言ったら失敗も同じだけどね。回避例を聞いたところで、じゃあ同じ局面に自分がなったとして、同じことして回避できるって保証はないし」ともコメント。
これまでに聞いた誰かの成功談や失敗談を「実際に自分のに役立てたことある?」と問いかけると、若林さんも「ない!」と笑いながら共感します。
「そうなのよ、エピソードとして聞くのはすごい楽しいけど、実際に自分が生きているうえで人から聞いたりとか、本とかでもあるじゃない。そういうのとかで仕入れている情報のなかのそれを役立てたことってある?」とマツコさんが繰り返すと、「私セミナーで言ってるわ。100万円を1億にしたみたいな人が本出したりするじゃないですか、それを出来ると思うなって」と若林さん。
マツコさんはすかさず「なんでいま、『成功例だと思う』とか言ったのよ!」とツッコミを入れ、スタジオの笑いを誘いました。