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文具ソムリエールが絶賛する「ストレスのない修正テープ」と、失敗しないコツ

新しい文房具との出会いは、仕事を効率化させてくれることもあれば、仕事のモチベーションを上げてくれることもある。そんな、毎日をちょっとだけ底上げしてくれる文房具との出会いをお手伝いするのがこの企画。今回は「書き間違いをスマートに直したい」という方にぴったりな文房具を、文具ソムリエールの菅未里さんが紹介します。

手帳や書類、仕事をしていると書き間違いはつきものです。字を消す道具は消しゴムや修正テープなどがありますが、今回は社会人が使う頻度が高い「修正テープ」を見ていきましょう。

ボールペンなど消しゴムで消すことができないインクを上から隠ぺいして消すタイプの修正テープや修正液。現在はインクの乾燥を待つ必要がない修正テープを使う方が主流です。しかし、修正テープに種類がたくさんあることを知らない方が多いのです。相性の良い修正テープを見つけてきれいにしっかり修正していきましょう。

ホワイパークリームテープ/PLUS

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修正テープといえば白い帯状の物をイメージするでしょう。実は白だけでなくクリーム色や特定のノートの色に合う専用の商品などテープの色には違いがあります。

「クリームテープ」はその名の通り、クリーム色の修正テープです。ノートや手帳など白ではなく黄みがかった色のものを使っていると白い修正テープではテープで隠した場所がかえって目立ってしまうことがあります。

しかし、クリームテープならクリーム色のノートに馴染んで悪目立ちを防いでくれます。

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価格:330円

他にも、ファンが多い「ロルバーン」のノートには専用の黄みが強いテープがあり、一般的な白に見えるキャンパスノートにも専用の修正テープがあります。

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▲左から、ロルバーン 修正テープ 363円、キャンパス ノートのための修正テープ(使い切りタイプ)B罫用 230円、キャンパス ノートのための修正テープ(使い切りタイプ)A罫用 230円

モノエアー/トンボ鉛筆

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こちらの「モノエアー」は、一見、何の変哲もない修正テープに見えますが、軽い引き心地が特長です。独自機構の「エアータッチシステム」を搭載し、テープを切るための抵抗がいらず消し心地が軽いのです。修正テープを引くときのカチカチとした独特な音もしないので、集中力を削ぎません。

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さらにヘッド部分が大きく傾くためテープが紙面にしっかり密着し、ヨレやズレが少なくきれいに修正できます。

価格:275円

ホワイパースイッチ/プラス

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見慣れない形をした修正テープですね。この「ホワイパースイッチ」は、手のひらに乗せるように握って使う「ヨコ引き」タイプの修正テープです。

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一般的に修正テープは握り込むように持つものが多いのですが、握り込むと手首の角度が合わず上手く修正テープを引けないという方がいます。

左:ホワイパースイッチ、右:モノエアー

ホワイパースイッチ(左)とモノエアー(右)、違いが分かるでしょうか。握り方が違うので合うタイプを使うと修正テープはぐんと引きやすくなりますよ。

さらに左利きの方や修正テープを長く引きすぎてしまう方にうれしい「リバースモード」つきです。持っている修正テープをひっくり返して「押す」と修正テープを紙面に着けることができます。

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ちなみに、一つ目に紹介した「クリームテープ」本体にはリバースモードの記載はありませんが、逆引きすることができます。試してみて下さい。

価格:418円

修正テープが上手く使えない方は

修正テープが苦手という方は3つめのホワイパースイッチのように「ヨコ引き」と呼ばれるタイプを試してください。手首の角度が修正テープと上手く合わないとテープをまっすぐ引くことができずズレてしまいます。今回紹介したメーカー以外でもヨコ引きタイプは発売されています。

それでもだめなら修正テープを引く時に紙を斜めにします。手首の角度に無理がない位置を探ってみるとうまく引ける角度が見つかるかもしれません。

最後に、テープを引いた後に本体を持ち上げるとテープが紙面できれいに切れない時の対処法です。テープが上手く切れない、切り口が斜めになったり引き終わったところがしっかりと紙面につかず剥がれてしまったりすることってありますよね。そんな時は修正テープを紙面から離す際に軽く紙面にテープを押し付けてから離してください。

多くの場合、軽く紙面に押し付けることでテープの引き終わり部分が紙面ときちんとくっつききれいにテープが切れます。相性の良い修正テープを見つけることも大切ですが、使い方を少し変えれば今使っている修正テープも見違えるほど使いやすくなることもありますよ。

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