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“こすらなくていい洗剤”で楽家事、バスタオルで拭き掃除…プロが指南するズボラ家事調査[お風呂編]

お掃除

All Aboutが実施したお風呂掃除に関する「ズボラ家事調査」でお答え頂いた内容をもとに、これは時短のための工夫として正解なのか、それともやめた方がよいのかなどを、お風呂をきれいに保つためのポイントとともにご紹介します。

気を抜くとすぐにカビが生えてしまうお風呂場ですが、体をきれいにする場所なので清潔に保ちたいところ。しかし、湿気や人の垢などの汚れがやっかいなため、家の掃除の中でも特に気を使う場所でしょう。

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使用済みバスタオルで拭き掃除をするのは、ありか、なしか……

今回はAll Aboutが実施したお風呂掃除に関する「ズボラ家事調査」でお答え頂いた内容をもとに、これは時短のための工夫として正解なのかについて、お風呂をきれいに保つためのポイントとともにご紹介します。

ズボラ家事調査の回答:「こすらなくていい洗剤を使っています」

数年前から登場している、“こすらなくていい”お風呂用の洗剤。浴槽全体にスプレー式の洗剤を拭きかけて、60秒など一定時間をおいてから洗い流すだけで掃除が終わるので人気の商品です。

スポンジでこすらなくていい分、楽ではありますが、汚れが本当に落ちたか気になる方もいらっしゃるでしょう。その場合、こすらなくていい洗剤を使ったあとに、浴槽を手で触ってみてください。ザラっとしていなければ、きちんと汚れが落ちているので、決してズボラ家事ではないでしょう。きれいに掃除できているという結果が出ているのですから十分です。

お風呂掃除のやり方は、浴槽の材質や汚れ具合によって変わってきます。こすらなくていい洗剤を使ったあとに、ザラついているようであれば汚れが落ちていないので、スポンジでこするなどの対処をしましょう。

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風呂掃除には洗剤がいらない柄の長いスポンジがおすすめ

逆に“洗剤がいらないスポンジ”というのも便利です。水だけで汚れが落ちるため、すすぎも短時間で済みます。スポンジを使うことの利点としては、柄の長いタイプを使えば、浴槽だけでなく、壁や床など浴室のあらゆる場所を、かがんだりせずに一気に掃除ができてしまうことです。

ズボラ家事調査の回答:「体を拭いたバスタオルでお風呂場をひと通り拭います」

お風呂掃除のポイントは「垢や石けんかすを残さないこと」と「水滴を残さないこと」。

お風呂場を毎日掃除していて、床や壁もきれいな状態であれば、カビを防ぐためにも、体を拭いたあとのバスタオルで水滴をとってもよいのではないでしょうか。もちろんバスタオルは掃除が終わったら洗濯するということが前提です。

ただし、お風呂掃除はまめにやっていなくて、壁や床に汚れやカビがあるような状況ならば、バスタオルを衛生的に保つのが難しくなってしまうため、おすすめしません。この場合はスクイージーなどのヘラで水滴を落とすか、専用の雑巾を使って水滴を拭くほうがよいでしょう。

「こらなくていいお風呂用洗剤」も「バスタオルで水滴を拭くこと」も、結果としてお風呂場が清潔な状態に保てているのであれば、ズボラ家事とはいわず効率のいい家事方法です。状況にあわせて使い分けてみてください。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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