［2023年12星座別開運メイク］教えて、ムーン・リー先生！ 2023年はどんな年になりますか？

世の中のシステムが大きく変わり、あなた自身を取り巻く環境や価値観にも大きく変化が起こりそうな2023年。西洋占星術師ムーン・リー先生に、世の中の流れの変化と、穏やかに過ごすためのヒントを教えてもらいました。12星座別の開運メイクもぜひチェックして！

西洋占星術師
ムーン・リー先生

怖いほどよく当たると評判の西洋占星術師。モデルやタレントなどのセレブリティをはじめ、政財界の大物が通いつめるなど、相談に訪れる人があとをたたない。マキア連載「ムーン・リーの運を呼び寄せる香り」でもおなじみ。自分を見つめ直すきっかけとして12星座別の長所と短所を詳しく解説した最新刊『1分でわかる本当は「繊細」「もっと頑張りたい」「自分らしく生きたい」人のための気持ちが楽になる幸せ占い』（主婦の友社）が好評発売中。

2023年はどんな年になる？

2023年は“基盤”を表す冥王星と土星が移動。冥王星が動くということは

ひとつの時代の終焉と次の時代の始まり

を表しているとも言えます。冥王星の前回の移動はなんと2008年！　そこから山羊座に滞在していた冥王星が、2023年4月に水瓶座に移動し、これから約20年間にわたり滞在します。

前回、冥王星が山羊座に入った2008年は仮装通貨の考えが広まった年。山羊座の冥王星は国家や社会構造、企業、権威、既得権益などを表します。冥王星が水瓶座に入ることによって、社会を結びつけるルールや社会規範の改革、科学技術の進化など社会の改革が起こりそう。ただ、山羊座的な価値観を維持したいと考える人々からの反発が起こり、改革を終えるまでにはもう少し時間がかかりそうです。

2023年からの水瓶座冥王星時代に私たちに求められるのは、「社会や未来についての新しいビジョン」や「自分を含めた全人類のため、地球のために広い視野」を持って動けるかどうか。前回の水瓶座冥王星時代は、植民地支配や封建制度、王政などの制度が争いの末に廃止されて、多くの人々が平等な人権と幸せを手に入れた時代でした。今回の水瓶座冥王星時代も前回のように社会混乱や争いが起きるのでは？と心配になるかもしれませんが、そこは安心して大丈夫。前回は争いなどが起きやすい火の時代だったことが影響していたようです。今は風の時代なので、生身の戦いではなく、風が象徴するテクノロジーや知性、個人の意識の変化によって改革がもたらされていくでしょう。このような世の中の変動や改革は他人事ではなく、あなた自身にとっても影響すること。家族のため、愛する人のためと社会に目を向けて、何かしらのアクションを起こしてみてください。そうすれば、想像している未来に近づくことができるでしょう。

また、2023年5月には幸運をもたらす木星が牡羊座から牡牛座に移ります。牡牛座が象徴するのは「食」や「お金」。食べ物の面では、新しい生産方法や加工技術が開発されそう。例えば、宇宙食がこれまで以上に美味しくなったうえに近所のスーパーで手に入るようになったり、養殖が難しいと言われているマグロやサンマ、イカなどの繁殖がもっと効率よくできるようになったり。お金の面では、すでに生活に影響を及ぼしている物価上昇や円安などの問題がさらに悪化しそう。しかも、この時期は、プチバブルを謳歌する人とそうでない人というように、日本でも貧富の格差が広がりそうです。金銭的な面でも中間層がいなくなったり、職場でも中堅社員がごそっと抜けてしまうなんてことも。

2023年6月には美を司る金星が獅子座に滞在。この影響でメイクやファッションに華やかさが戻ってきます。「マスク生活だから、すっぴんでもいいか！」という考えは運気を下げてしまうので、毎日きちんとメイクをして出かけてみて。外出すること自体も開運アクションのひとつです。また、自分を美しく見せるためのメイクやファッションを研究して、自己肯定感を高めることも開運につながります。「美容＋健康」に意識を向けて、自己投資をすると運気はアップ。ただ、自己投資＝お金を使えばいいというわけではなく、自分自身で美を磨くことが大切。YouTubeなどの動画サイトやSNSなどで、自分に合ったコンテンツを頼るのも良いでしょう。

仕事面では滅私奉公な働き方から、自分ファーストな働き方への移行は継続。リモートワークや、役職や階級のないフラットなティール組織が普及しそう。これまで以上に、自分が楽しいと思える環境下でストレスなく働くことができそうです。

2023年はあなた自身が強く思えば思うほど、実現しやすい年。考えるより、ますは行動に移してみてください。