木村拓哉さんが「ひき肉を使わない」と言って紹介し話題になったレシピ。同じようなこだわりを持つ人は一定数いるよう。
料理が好きな人のなかには、多少手間がかかっても譲れないポイントを持っている人も。
俳優の木村拓哉さんが以前出演した番組にて、「あえてひき肉を使わずにミートソースを作る」理由について語り、話題になりました。
■「ひき肉使わない」話題になったレシピ
今年4月放送の『家事ヤロウ！！！』（テレビ朝日系）にて、普段自宅で作っている「ミートソース」のレシピを紹介した木村さん。ミートソースといえばひき肉を使うのが一般的ですが、木村さんはひき肉ではなく「焼肉用のカルビ肉」を使うといいます。
そのきっかけは、木村さんがドラマの撮影で北海道を訪れたときのこと。訪れた店のシェフが「ひき肉を一切使わずに肉を乱雑にカット」して作った自慢のミートソースを食べて以来、自身もミートソースを作る際には、同じようにひき肉を使わず、カルビ肉をカットして作るようになったそう。
■一般人も約3割が「ひき肉を使わず…」
fumumu編集部が全国の10代～60代の男女922名を対象に「ひき肉」に関する意識調査を行なったところ、全体で32.9％の人が「ひき肉をあまり使わないようにしている」と回答。
「よく使う」と答えた人が59.0％と大半である一方、木村さんと同じようにこだわりを持つ人もいるのか、あまり使わない人も一定数いるよう。
なお「自炊をしたことがない」と答えた人は8.0％。
■ハンバーグでも「ひき肉使わない」人も
編集部が話を聞いた40代男性は、ハンバーグを作るときも「ひき肉を使わない」と言います。
「ひき肉でハンバーグを作ると、お店で食べるような“粗挽き”の感じにはならないんですよね。ウチでは、スーパーの特売ジャンボパックみたいなお肉を買って来て、それをフードプロセッサーで細かくしているんです」。
「ひき肉を使うより手間はかかりますが、特別高価なお肉じゃなくても、全然違います」と話していました。
■妻・工藤静香のインスタにも…
ちなみに、木村さんの妻で歌手の工藤静香さんも料理上手なことで知られており、木村さん同様“ひき肉を使わない”ことへのこだわりを、インスタグラムにつづっていたことが。
19年6月の投稿で工藤さんは、手作りの「キーマ風カレー」の写真を添えて「私はひき肉は使わないので、キーマ風カレー トマト、牛赤身、人参、玉ねぎ、ジャガイモ、エリンギ全てを四角に切ります。その日によって材料は変わります。ルーは使わないです」と並々ならぬこだわりを明かし、反響を呼んでいました。
■体への優しさにもこだわる
木村さんと工藤さんの料理へのこだわりはおいしさを追求することだけではなく、以前にも同番組で「白砂糖の代わりにオリゴ糖を使う」体に優しいレシピを紹介し、こちらも大きな話題に。
国民的スターとして、食事にも気を遣うプロ意識の高さを称賛する声のほか、番組放送後には木村さんの影響を受けて「（オリゴ糖を）すぐ買った！」という声が続出するなど、その影響力の大きさを物語っていました。
