12月に入り、1年が間もなく終わります。この時期は大掃除に年末年始の準備にとやることが目白押しですが、年内に申請を済ませておきたいのがふるさと納税ですよね。今回は独自コミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」にて「ふるさと納税」について伺いました。オススメの返礼品や、失敗談なども聞いているので参考になりますよ!
ふるさと納税を利用したことはありますか?
ふるさと納税は、自分が生まれ育った故郷や応援したい自治体を選んで控除上限額の範囲内で寄付をすると、自己負担額2,000円を除いた寄付金相当額が所得税や住民税から控除されます。寄付することでその地域の名産品などが貰えるので、ぜひともやっておきたいですよね。今回は実際に皆さんが選んでいる返礼品や、ふるさと納税の失敗談などを伺いました。
ふるさと納税を利用したことがありますか? という質問に対して「今までに1~2回ある」と答えた方が14.6%、「今までに3~5回ある」と答えた方が20.2%、「今までに6~9回ある」と答えた方が6.7%、「今までに10回以上ある」と答えた方が15.7%、「ない」と答えた方が42.7%という回答となりました。この結果から約6割の方が利用したことがあるということが分かりました。
実際にふるさと納税をしている方に返礼品として選ぶものや、ふるさと納税の失敗談について詳しく伺いました。
みんなが返礼品として選んでいるものは?
ふるさと納税をしている皆さんは、実際に返礼品として何を選ぶことが多いのでしょうか?
「どんなものを返品例として選んでいますか」という質問に対して、一番多かった回答が「肉類」で60.8%、次いで「魚介類」が51.0%、「米やパン」が45.1%、「果物類」が33.3%、「飲料」21.6%、「日用品」17.6%、「その他」11.8%、「菓子類」9.8%、「家電」3.9%でした。
「お肉」や「米・パン」など毎日の食事に必須なアイテムを返礼品で選ぶ方が多いようですね。「カニやホタテ」「シャインマスカット」など普段は買わない贅沢な食材も、せっかくだから楽しみたいと返礼品として選ぶ方も多かったです。
今までで嬉しかった返礼品は?
今まで返礼品で選んで大正解だったと感じたものはどんなものでしょうか?
『山形県酒田市のバブアソート定期便! 普段自分では買わないようなものも入っているのが嬉しい。数か月おきに届くのもプレゼントみたいで嬉しい』
『綾瀬市のチーズ詰め合わせ。いつも食べるチーズなのでストックできて嬉しい』
『北海道オホーツクの海産ホタテやいくら。甘くてとってもおいしいです』
『宮崎県の地鶏。肉質が良く、お気に入りです』
一番多かった声は食べ物である返礼品が、「とにかく美味しかった」、「思っていた以上にボリュームがあった」というものでした。それ以外にも、一度で終わらず定期でしばらく届くという返礼品も人気でしたよ。
忘れた頃に届いたり、次に届くのを心待ちにしたり。まるでプレゼントが届くようで楽しみだという意見も多かったです。
ふるさと納税で失敗しました……
日常生活に欠かせない食材を調達できたり、贅沢な食材を楽しめたり。普段購入しないアイテムを試す機会にもなったりと、選ぶのも楽しいふるさと納税ですが、実はふるさと納税で失敗したと嘆く人もいるようです。
『旦那が上限以上に頼んでしまい、結果的にとても高い買い物になった』
『返礼品を頼む時期を考慮しておらず、冷凍庫がパンパンに!』
『野菜を大量に頼んでしまい、腐らせてしまった』
『6つ以上の自治体に寄付してしまい、確定申告が必要に。面倒くさい』
一番多かった失敗談が、冷凍食材を頼みすぎてしまった・返礼品が届く時期を考慮しなかったために冷凍庫に入りきらず困ってしまったというものでした。野菜や果物など、生鮮食品を頼みすぎてしまい腐らせてしまったという声も。
注文時には冷凍庫や冷蔵庫の容量や、日持ちについてよく検討する必要がありそうですね。
また、上限を超えてしまったために控除の対象にならず、結果としてお得に楽しめるはずのお肉がとっても高価なお肉になってしまったという失敗談も。ワンストップ特例制度を利用する場合は、1年間で寄付先は5自治体まで、といったことにも気を付ける必要がありますね。
年内に済ませておこう!
今回は、実際に皆さんが選んでいる返礼品や失敗談をご紹介しました。
返礼品が届く日に限って、冷凍食品をいっぱい買い込んでしまったこともある筆者。次は時期をしっかり確認しておきたいと改めて思いました。
ふるさと納税をしようと検討している方は、皆さんのエピソードを参考に年内にふるさと納税をしてみてくださいね。
※ご紹介した返礼品などは取材時・掲載当時の情報のため、実際と異なる場合があります。