お風呂によくある「泡タイプのカビ取り剤」。スプレーして手軽にカビを取り除くことができます。しかし、壁など垂直な面だと泡が流れ落ちてしまうことはありませんか?今回はキッチンにあまりがちなものを使って狙ったカビに密着して落とす簡単掃除法をご紹介します。
キッチンに余りがちなものがお風呂掃除に活躍!
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。
ふきんの漂白や茶渋落としに使える「キッチン用の塩素系漂白剤(液体)」。買ったもののあまり出番がなく、キッチンに眠ったままではありませんか?
実はキッチン用の塩素系漂白剤は、成分的にお風呂用のカビ取り剤と同じなんです。液体の塩素系漂白剤に「片栗粉」と混ぜることで、とろりとした手作りカビ取り剤が作れます。泡スプレーだと流れてしまいがちな壁でも、こちらを使えばねっとり密着してくれますよ。
今回は”キッチンの塩素系漂白剤を使ってカビを落とす方法”をご紹介します。
カビ取りジェルの作り方
【使うもの】
空き容器を使って「カビ取りジェル」を作ります。私のようにペットボトルを半分にカットして使われる場合は、安全面から切り口をガードしてからご使用くださいね。
片栗粉とキッチンブリーチを1:1の割合で混ぜます。私は各大さじ1ずつ混ぜて作っています。
全体をよく混ぜていくと、
とろりとした状態に。これで「カビ取りジェル」の完成です。
実際にカビ取りジェルで掃除してみよう
こちらはシャワーヘッドを置くための「シャワーフック」。気付かぬうちにカビがひそんでいました。
泡タイプのお風呂用カビ取り剤だと、このように泡が流れ落ちてしまいます。
今回作ったカビ取り剤を塗ると、
しっかり密着。このまま30分以上放置します。カビ取り剤を塗る時は乾いた状態で塗布をしてくださいね。
カビ取り剤を洗い流した後の状態がこちら。少し黒ずんだ様子もありますが、目立ったカビ汚れは取れています。しつこいカビ汚れの場合は何度か繰り返してみると良さそうですね。
カビ取りジェルのおすすめな掃除場所は
今回作ったカビ取りジェルを使ったその他おすすめな掃除場所といえば「お風呂のゴムパッキン」。乾いた状態の上にジェルを塗りつけると密着して汚れを落としてくれます。