「セザンヌ クッションファンデーション」が2022年12月上旬に一部の店舗でプレ販売をスタート。2023年3月上旬以降の店頭発売を前にして早くもバズっています。
今回は、美容誌などで2020年のベスコスに輝いた「フジコ デュアルクッション」と比較しながら、「セザンヌ クッションファンデーション」の実力を徹底検証します。
両者のスペックをチェック!
まずはスペックからチェックしてみましょう。
「セザンヌ クッションファンデーション」
・#10明るいオークル系と#20 自然なオークル系の2色展開
・11g
・SPF50/PA ++++
・無香料・タール系色素不使用・無鉱物油・アルコールフリー・紫外線吸収剤不使用
・パラベンフリー
・石鹸で落とせる
・5種の美容保湿成分と高保湿オイルを配合
・価格は、1078円
「フジコ デュアルクッション」
・#ヘルシーと#ナチュラルの2色展開
・12g
・SPF50+/PA ++++
・ツヤベースとカバーベースをセットイン
・11種類のスキンケア成分配合(ツヤベースには天然由来オイル配合)
・下地やコンシーラー不要
・価格は、2200円
価格はフジコがセザンヌの倍近くですが、容量や紫外線防止効果についてはほぼ同じです。
セザンヌが比較的肌への優しさにこだわって作られているのに対し、フジコはスキンケア成分が豊富に含まれているのと、下地不要でカバーベースがコンシーラー代わりになることが大きなウリと言えます。
ちなみにケースはどちらもベージュ系のプラスチック製。鏡とパフが付いているのも一緒で、ケースの形状はセザンヌが丸型であるのに対し、フジコはほぼ正方形です。
厚みは若干セザンヌのほうがありますが、大差ありません。
使用感や仕上がりを比較してみた
実際に使ってみて感動したのは、セザンヌです。
わざと乾燥している状態の手の甲に塗って比べてみたのですが、乾燥を感じさせず、肌がジュワッと湿度を帯びたように艶やかな状態に仕上がりました。ムラにもなりにくいです。
顔に塗ると立体感が出て、光の加減で肌が艶めくのがとてもキレイでした。毛穴や小ジワをカモフラージュする効果も高く、きめの整った美肌に仕上がります。
また、マスクにも色が付きにくく、表情の動きや皮脂などによってヨレたり、崩れたりすることもありませんでした。
使用感についてもパフがしずく型をしているのですが、小鼻や目のキワ、口の周りなど細かいところにまで塗りやすく、均一に薄く付くのも好印象でした。
2色しかないので自分の肌色に合うか心配でしたが、#10明るいオークル系が筆者の肌にはピッタリでした。
乾燥肌の筆者が使っても終日しっとり感をキープできる保湿力にも魅せられました。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
フジコ、最大の魅力は...
一方、フジコの魅力はなんといってもカバー力。
上部のカバータイプを使うと、うっすらと頬にある肝斑さえもカモフラージュできたのには驚きました。しかも厚塗り感がなく、気になる部分に塗り重ねても自然な仕上がりになります。