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上品なデザインや香りに惹かれる♡春のインテリアにもおすすめのキャンドル

ライフスタイル

眺めていると、心がすーっと和んでいく。そんなやさしい雰囲気のろうそくを作っている「ho to ri – ya(ほとり屋)」。植物で色づけしたものや、精油でほのかな香りを楽しめるものなど、自然の恵みを大切にしたろうそくは、あなたの暮らしをふわりと穏やかに照らしてくれます。

植物の色や香りをまとった手作りのろうそく

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「ho to ri - ya(ほとり屋)」という作家名でろうそくを制作している、アロマテラピーインストラクターの水沼由実さん。必要としてくれる方の暮らしのほとりで、ささやかな役割を果たせるように。そんな思いでろうそくを一つひとつ手作りしています。

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長野の自然あふれる場所で生まれ育った水沼さんは、幼い頃から植物に慣れ親しんできました。実は病を抱えて悩んでいた時期もありましたが、植物由来のアロマテラピーが大きな支えになったそう。
また同じころ、贈り物でいただいたろうそくをお風呂で灯してみると、気持ちがゆっくりと穏やかになっていくのを感じたと言います。その経験から、アロマテラピーにも使われる蜜蝋で、自らろうそくを作り始めました。
今では植物染料で着色したオリジナルのろうそくや、ソフトな香りのアロマキャンドルなどを制作。どれも、手にすれば心がほっと温まるような、やさしい表情のものばかりです。

小鳥のさえずりが聞こえてきそう

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思わず頭を撫でたり、手のひらに乗せてみたくなりそうな「小鳥のろうそく」。翼の部分に浮かび上がるお花の模様がとても繊細です。白い小鳥と、植物の藍を使って色づけされた青い小鳥の2タイプがあり、何羽か並べると仲良く遊んでいるかのよう。今にもさえずりが聞こえてきそうな、愛らしいろうそくです。

絵本の中に入りこんだかのよう

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「みずうみ」は、藍やローズマリーで着色した蝋の小さなかけらを集めて作られたもの。それぞれの面に白鳥や月などが描かれていて、絵本を眺めているような気分に。湖のほとりのひんやりと澄み切った空気を思わせるろうそくは、目にするたびに静かな気持ちになれそうです。

季節に合ったモチーフを水に浮かべて

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水に浮かべて火を灯す小さなろうそくのシリーズ「tayutau rousoku」。冬は藍で色づけした雪の結晶、春には茜などで着色した梅や桜など、季節に合わせて形を変えて作られています。精油のかすかな香りが感じられるものも。手のひらに乗る小さなサイズとかわいらしい形は、季節が変わるごとに新たな種類をお部屋に迎えたくなります。

月や雨などをイメージしたアロマキャンドル

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自然な香りを楽しめるアロマキャンドルもあります。
精油を6~8種類ブレンドし、大豆由来のワックスや蜜蝋と合わせた「香りの小瓶」です。定番の3種類は、それぞれ月・雨・光をイメージして調香したもの。例えば月のイメージの「lune」は、レモンマートルを中心とした爽やかな香りが漂います。ほかにも、12星座にまつわる植物の香りを表現したシリーズも作られているそう。
黒い蓋のシンプルな瓶に入っていて、どんなインテリアにも合うので、贈り物としてもおすすめですよ。

工房兼ギャラリースペースでろうそくを手にしよう

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ho to ri - yaは、東京の学芸大学に工房兼ギャラリー「cociel coba (コシェル コーバ)」を構えています。靴職人さんと共同のスペースですが、現在はho to ri - yaのアトリエショップとして開店しているそうで、今回ご紹介したろうそくも購入することができます。また、オンラインショップでもいくつかのろうそくが注文可能です。
ギャラリーではときにクラフト展やワークショップも開催。直近では3月21日(木・祝)~31日(日)まで、木工作家のサンガキヌヨさんとの二人展「はじまりのリズム」を予定しているそう。サンガキヌヨさんが作る振り子時計と、ho to ri - yaの春をイメージしたろうそくを楽しむことができます。気になる方はぜひ足を運んでみてくださいね。

植物由来の素材を用いたやわらかな雰囲気のろうそくをお部屋で灯し、心温まるときを過ごしてみてはいかがでしょうか?

photo / ho to ri - ya

ho to ri - ya

https://hotori-ya.jimdo.com/

atelier & gallery space cociel coba
東京都目黒区鷹番1-3-4
営業日:水・土曜(展示の期間によってはほかの曜日も営業)
営業時間:13:00~19:00

https://cociel.jimdo.com/
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