誰もが憧れる美肌の持ち主たちは、どんな信念を持って自分の肌と向き合っている? 言葉、数字、もの選び。そのすべてに経験と感性から導かれた独自の哲学を感じさせる、天才たちのプレゼンテーション。今回は、美容家の石井美保さんにインタビュー! 30代から肌の調子が上向いてきた理由とは?
「探究心こそが、美しさを花開かせる」 美容家 石井美保さん
[混合肌寄りの乾燥肌]
業界でも評判の透明感の高い肌だが、もとは色黒でくすみがち。持ち前の研究体質からあらゆる美容法を試し、独自の美肌道を構築している。
正しいケアを知れば、不調から一転、上向き肌へシフトチェンジ
「私の理想は、60代になった頃、ノーファンデでいられる肌。だって肌の調子がいいだけで、気持ちが穏やかでいられますから。実は、小さい頃から焼けやすい肌質で、透明肌に強い憧れがありました。でも、当時は知識がないから、一日に何度も洗顔したり顔にまであかすりをしたりと過激なケアを繰り返し、20代の頃には絶不調期に突入。くすんで荒れた肌を隠すために、厚塗りカバーは必須でした。転機は、29歳。まつげサロンをオープンし、“エクステを長くもたせるため”に摩擦レスなケアを始めたら、肌が劇的に改善。それ以来、学びを深めながら、自分を実験台に、新たな美容法を探究し続けています」
石井さんの肌ヒストリー
間違ったケアで陥った絶不調期を乗り越え、美容家に。実は今、30代に砂糖を愛しすぎたツケで、たるみの波と格闘中!
Q.美肌に必要な3要素。重要度を割り振るとしたら?
【知識・意識】4
【お金】4
【時間】2
「大切なのは、自分に合うものを選ぶ目と正しいケア法を知っていること。そのためには、ある程度のお金と時間を費やして、経験を積む必要があると思うんです」
Q.もともとの肌質と日々の努力、大切なのは?
【肌質】6
【努力】4
「何もしなくてもキレイを保ちやすい人がいるのは事実。でも、年齢を重ねるほどに、積み重ねたものが表に現れてくるし、美容の手ごたえも感じやすくなる。頑張れば、未来の肌がこたえてくれます」
【朝のスキンケア】10分
【夜のスキンケア】20分
「満点ケアをするのは夜より朝派。そのほうが、一日中調子のいい肌をキープできるんです。朝は美容液も2種重ねるなどフルラインナップ。夜は数もしぼってシンプルに」
《いつメン7》コスメマニアな私を納得させる、見える!わかる!肌実感
1 肌運命を変えた、摩擦レスな泡クレンジング
石井さんがこだわり抜いた極上ふんわり泡クレンジング「摩擦レスでW洗顔不要、潤いを守る洗い上がり」。パーフェクショネール クレンジングフォーム 150㎖ ¥4280/エール