美肌のために最も重要なのはやはり食と睡眠。スペシャリストたちが教える、良質な睡眠をとるための正しい知識を参考にして!
一番大事な、キレイの源
美肌のための食と睡眠 最新レッスン
睡眠編
“睡眠五感”を利用して睡眠環境を整えて
「よく眠れていると感じている人は肌トラブルが少ないという報告が。肌の調子で睡眠の質の答え合わせができるのです。視覚・嗅覚・聴覚・温覚・触覚という“睡眠五感”を上手く利用して質を高めて」(友野さん)、「朝日を浴びると睡眠ホルモン“メラトニン”の元になるセロトニンが作られるので毎朝の習慣に。セロトニンは歩行や咀嚼などのリズム運動でも増やせるので取り入れて」(西川さん)
1 【視覚】寝具の色は淡いブルーが◎
「寝室の色によって睡眠時間に差が出ると言われています。おすすめの色は淡いブルー。心拍や血圧、呼吸を安定させリラックスしやすいので寝室や寝具の色に取り入れて。アイボリーや淡いグリーンやラベンダーなども◎。また、照明は真っ暗にするほうが熟睡できます。真っ暗が苦手なら、動くとセンサーで灯る間接照明などを取り入れるのがおすすめ」(友野さん)
2 【聴覚】寝るときは無音、または自然音でリラックスを
「寝るときは無音の状態が理想的ですが、なかなか寝付けない人は就寝1時間ほど前から川や海の音などの自然音やヒーリングミュージックを聴くのもよいと思います」(友野さん)、「最近、自然音などのスリープミュージックを聴けるイヤホンも登場しています。パートナーのいびきなどの騒音対策にもなります」(西川さん)
3 【温覚】入浴や温めグッズで体を温め、深部の熱を上手く逃して
「眠気は体の深部体温が下がったときに訪れるので寝る前に入浴をしたり、温めグッズで手足を温めたりすると、手足から熱が逃げて深部体温が下がり、寝付きやすくなります。冬は寒くて眠れないという人も多いと思いますが、寝室の適温は16〜22℃と言われているので暖房をつけて上手く室温の調節を」(友野さん)
4 【嗅覚】ラベンダー、オレンジスイートなど安らぐ香りをナイトルーティンに
「睡眠時にアロマを取り入れるのもおすすめです。よく言われているように、特によいのがラベンダー。不安を解消して睡眠の質を高める効果があります。また、ヒノキやオレンジスイートなども◎。安らぐ香りをナイトルーティンにすると、その香りをかぐだけで眠りのスイッチがオンになるようになり寝付きやすく」(友野さん)
5 【触覚】寝具は触り心地がいいものを。布団は羽毛がベスト
「肌に触れたときに気持ちがいい寝具を選ぶことも質のよい睡眠のために重要。また、枕は高すぎると首のシワ、低すぎるとむくみの原因になるので、立ったときの姿勢が寝たときも保てる高さの枕を選びましょう」(友野さん)、「布団は暑くて汗ばむときは湿気を排出し、寒いときは熱を逃さない羽毛布団がベスト。軽くて寝返りも打ちやすいのでおすすめです」(西川さん)
それでも眠れないときは…
良質の眠りのためのサプリを
「眠りの質がよくないと感じたときはサプリを利用するのもよい方法。テアニンが含まれたサプリなどさまざまな商品があるので自分に合うものを見つけて」(友野さん)
ストレッチ&マッサージで体の緊張を取る
「体がこり固まって硬くなっていると心身がリラックスせず、寝付きにくくなります。寝る前にストレッチやマッサージをしてほぐしましょう。呼吸も深くなって寝付きやすく」(友野さん)