無印良品トラベルコスメグッズ活用術！ 真似したくなるスキンケア・化粧品の持ち運び術を大公開　

自由に旅に出られる日常が戻ってきたこの頃。旅先でもお気に入りのコスメで美容を楽しみたいもの。シンプルで機能的な無印良品のケースやポーチは、トラベル用としても大重宝します。そこで、元無印良品の企画・デザイナーであり、現在は整理収納アドバイザーとして活躍する水谷妙子さんに、「荷造りから旅行中、さらに帰ってきた後までをもストレスフリーにしてくれる」オススメの優秀アイテムと、その活用法を教えていただきました。

整理収納アドバイザー
水谷妙子さん

1983年生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、13年にわたって無印良品の生活雑貨の企画やデザインに携わり、その間手がけた商品は実に500点以上。2018年に独立し、現在は整理収納アドバイザーとして活動している。著書に『水谷妙子の片づく家　余計なことは何ひとつしていません。』（主婦と生活社）など。

（右）容量は約3g。クリームケース S ￥100、（左）植物性うるおい成分配合で、しっとりツヤのある仕上がりに。クリームUVファンデーション・ナチュラル SPF31・PA＋＋＋ 30g ￥1290／無印良品

「旅の荷物は、“最少・最軽量”にするのが大前提。下地やファンデーションを少量だけ持ち運びたいときは、半透明で中身がひと目でわかり、しっかり口が閉まる『クリームケース』が役立ちます。もっとも小さいSは、クリーム状のファンデーションや下地、ワセリンなどを２～３日分持ち運ぶのにちょうどいいサイズ感。ほかにM、L、2連タイプもあるので、旅行の日数によって使い分けて」（水谷さん）

（右）Lサイズは容量約25g。旅先でもたっぷり使いたい、ボディ用クリームなどの詰め替えにも。クリームケース L ￥150、ルースパウダー用パフ 小、２個入 ￥350／無印良品　（左）上の写真と同じ

「割れやすい、中身が飛び出しやすいなど、取り扱いが難しいコスメも、ポリプロピレン製のクリームケースに詰め替えていくと安心。クリームケース Lは、ルースパウダー用パフ小がピッタリ入る大きさなので、パウダーを移し替える容器として使用して。サイズが同じケースを複数持って行くときは、マスキングテープなどを利用し、フタに中身を明記しておくとわかりやすくなります」（水谷さん）

市販のメイクブラシがすっぽり入るサイズ。自立するので、ペン立てとして利用する人も多い。ポリプロピレンめがね・小物ケース　スタンド式・小 ￥190／無印良品

「専用のブラシケースを持っていない方には、こちらのめがね・小物ケースがおすすめ。ブラシ部分がしっかり保護できるだけでなく、立てたまま使用できるので、メイク道具のスタンドとしても大変便利です。メイク効率もUPすること間違いなし！」（水谷さん）

薬のほか、アクセサリーやビーズなど、細かいものの収納グッズとして人気の定番。ポリプロピレンピルケース・Ｓ ￥190／無印良品

「失くしがちな小さいアイテムを持ち運ぶときにイチオシ。ヘアピンや綿棒を入れるときは、縦仕切りを外して横長に仕様。ピアスやリング等のアクセサリーは、小さな小部屋にと、フレキシブルにスペースの大きさを変えて収納を。絡まりやすいネックレスは、小分け袋をたたみ、その周りに巻き付けておけば、使うときにさっと取り出せます」（水谷さん）

ミラー付きのケースに、自分の好きなアイカラーやチークカラーを入れ、世界にひとつのMYパレットに。土台となるパレットは4つのサイズから選べる。メイクパレット・S ¥1090、チークカラー ミックスタイプ ローズ ¥690、アイカラークリームタイプ オレンジブラウン ￥650、アイカラー ローズブラウン￥650、ケース用チークブラシ ￥290、ケース用アイカラーチップ 2個入 ￥290／無印良品

「実はメイクアップ用品は、隠れヒットアイテム。できるだけ持参する荷物を減らしたいトラベル用として、厳選したカラーのみを集めたMYパレットを作っておくと、荷造りの際に悩まずスムーズ。私は普段から使う色が決まっているので、日常も旅先も同じ一軍パレットを利用しています」（水谷さん）

5×7㎝、7×10㎝、8.5×12㎝、12×17㎝の4サイズで、薬や食料など様々なグッズを分類するのにうってつけ。小分け袋・アソートタイプ 4サイズ・計11枚入 ￥150／無印良品

「クレンジング液や化粧水などの大きなボトルを持ち歩きたくないときの裏技。小分け袋にコットンを入れ、そこに化粧水などを投入すれば、自作のシートコスメが完成！ 旅先で使い切れば、持ち帰る荷物も減り一石二鳥。化粧品の鮮度は落ちるので、1泊2日などの短い旅におすすめです」（水谷さん）