［ファミマ 新作スイーツ・実食レポ］「宇治抹茶づくし」おすすめスイーツ3選！宇治抹茶の老舗「上林春松本店」監修・こだわりの本格宇治抹茶を使ったテリーヌショコラ、ティラミス、生チョコ餅をご紹介

2023年4月4日、ファミリーマートから発売された「宇治抹茶のテリーヌショコラ」298円は、京都府産宇治抹茶とホワイトチョコなどをブレンドして焼き上げたテリーヌショコラ。

パッケージから取り出すと、プラスチック製のトレイに、透明シートに包まれて入っています。上には、うっすら金粉が振りかけられていて、なんだか高級感があります。

意外にも弾力があって、中はみっちり。ひと口食べてみると、ねっとりとした口当たり。その後、なめらかに溶けてゆきます。その過程で濃厚な抹茶の香りが口いっぱいに広がり、後味にほのかな苦味も。 今までにあまり経験のない食感ですが、これは大人の味わい。深みがあります！

表面は抹茶チョコレートコーティング、中はねっとりとした抹茶テリーヌ、底の部分は抹茶が染み込んだスポンジと3層仕立て。少しずつ食感が異なりますが、濃厚な抹茶の風味で一体になっています。

パッケージから中身を取り出した時は、一瞬「小さい！？」と思ったのですが、実際食べると全体的にみっちり濃厚で、食べごたえがあります。
サイズは、楕円の長辺が約8cm、幅が約4.5cm、高さ約1.5cm。バクッと一気に食べるというよりは、抹茶の風味と余韻を楽しみながら、少しずつ味わうタイプのスイーツです。

日本茶？それともコーヒー？どんな飲み物と一緒に味わえばよいのか迷うところですが、筆者はウイスキーと合わせちゃいました。これがなかなかGOOD！ドライな白ワインと合わせてもいけそうです。お酒が好きな方は、ぜひお試しを。

次にご紹介するのは、同じく2023年4月4日に発売された「宇治抹茶のティラミス」320円。

ティラミスといえばマスカルポーネチーズをベースにしたクリームと、エスプレッソコーヒーを染み込ませたスポンジ生地を合わせたイタリア発祥のデザートですが、「宇治抹茶のティラミス」は、コーヒー味ではなくて抹茶味。

蓋を開けると、まぁるいホイップクリームがモコモコと7個、その上から抹茶パウダーがふりかけられています。
苔庭を連想させるようなビジュアルに、まず癒やされます。

京都府産宇治抹茶と北海道産マルカルポーネのクリーミーな味わいが楽しめるティラミスということで、期待が高まります。

トップを飾る苔玉風ホイップクリームは、口の中でふわりととろけるなめらかさ。やさしい甘さと上品な抹茶の香りが楽しめます。その下はマスカルポーネチーズをベースにしたティラミスムースと、抹茶シロップを染み込ませた抹茶スポンジが4層に重ねられています。

スポンジ部分は抹茶シロップがジュワッとあふれ出るくらいにシミシミでしっとり。ティラミスムースはマスカルポーネチーズ特有のミルクのコクを感じさせながら、口の中でスッと溶けます。全体的に甘さ控えめで、抹茶の苦味も控えめ。抹茶のさわやかな香りが生きたカップデザートです。

最後にご紹介するのは、3月28日から販売されている「宇治抹茶の生チョコ餅」4個入り268円。

まん丸の緑のお餅がお皿に4個のっかった、ほのぼの平和なパッケージにまず魅かれます。
餅生地で抹茶の生チョコを包み込んだという、大福のような洋生菓子です。

パッケージを開けた瞬間から抹茶の香りが広がり、癒やされます。
仕切りの付いた黒いプラスチックトレイに4個の餅菓子が並び、食べるためのピックも付いています。

お餅はまん丸で緑色。直径は約3.5cmのひと口サイズ。まるで阿寒湖に育つ神秘の生物マリモ（毬藻）のようです。

マリモのように見えるのは、餅生地の外側に抹茶パウダーがしっかりとまぶされているから。お餅に十分にまとわせることで、口に含んだ瞬間から京都産宇治抹茶の豊かな風味をしっかり感じられるようになっています。

もっちり、やわらかな餅生地の中には、宇治抹茶と北海道生クリームが配合された口どけのよい生チョコが入っています。外も中も抹茶一色で、抹茶特有のほろ苦さや渋みもしっかり味わえて、後味はマイルド。
小さな1個に想像以上のおいしさが詰まっていて、余韻も深い一品です。

抹茶スイーツは、苦味も好きな本格派か、まろやかな甘さが好きなマイルド派かで好みが分かれるところですが、気になるスイーツはありましたか？

「上林春松本店」監修の「謹製宇治抹茶づくし」のシリーズは、メロンパンやフラッペ、バームクーヘンなど全16種。 新茶のシーズンに先駆けて、いろいろ試してみてはいかがでしょう。

Text：YUKO
Photo：EIJI

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