少しずつ日常が戻り始め、人に会う機会も増えてきた今日この頃。今年の春夏は、友人や遠方の親族と久しぶりに会う約束をしている人も多いと思います。渡しそびれていたお祝いなど、相手を大切に想う気持ちを花モチーフのスイーツに託して贈ってみてはいかがでしょうか。
美味しさだけではなく、見た目やシェアしたくなる焼菓子をご紹介するこの連載。第54回目はJ.DEUX CERCLE(ジェイ ドゥ セルクル)の「ラングドシャ リングバニラ」をご紹介します。まるでバラの花が咲いているかのような美しさに、誰もが魅了されるはずです。
可憐なバラが咲き誇るような、職人技が息づいたラングドシャ
「ジェイ ドゥ セルクル」は、神奈川・あざみ野に2022年2月にオープンしたパティスリーです。
手がけるのは、焼き菓子のOEM製造などを長年行う、株式会社藤井商事。シフォンケーキを中心に、フィナンシェ、クッキー類、リーフパイなど、長い経験で培われた技術と豊富な知識で確かなおいしさの焼き菓子を販売しています。
ラングドシャを繊細に重ね合わせてバラの花を表現した「ラングドシャ リングバニラ」は、ひと目見た瞬間に心奪われる美しさ。花びらは形や大きさがそれぞれ違い、間近で見ると手仕事の丁寧さに思わずため息が出そうになります。
バラの花を模した中心部分は綺麗に作るのに研究時間を費やし、自作の型を製造するほどのこだわりよう!そして、繊細なラングドシャは機械で詰めることができないため、職人が手作業で全て丁寧に並べています。その背景を知ると、まるで芸術作品のようにも見えてきます。
溶けるような食感は、一枚食べたら夢心地に
あえてバターを使わずに、北海道産の新鮮な生クリームをふんだんに使うことでミルク感たっぷりのラングドシャに。また、溶けるような食感を保つために湿度に注意しながら生地を混ぜすぎないように仕込み、秒単位で焼き時間を調整しています。
さっくり軽く、ミルキーな甘味を残して口の中で溶けるような感覚は儚いくらい!あまりのおいしさに伸ばす手が止まらなくなり…あっという間に半分ほど食べてしまいました。フレーバーはバニラとラズベリーの2種。バニラは、マダガスカル産バニラビーンズの甘く芳醇な香りに魅了されます。ラズベリーは華やかな酸味が伝わってきてうっとりとしてしまいますよ。
特別な日のお祝いからちょっとしたお礼まで幅広く使えるスイーツ
横浜市内では、店頭やオンラインショップだけではなく、駅の自動販売機でサクッと買うことができます。2023年4月現在、東急電鉄田園都市線 市が尾駅上りホーム内「Little 市が尾 produced by Tokyu Store」、横浜市営地下鉄ブルーライン あざみ野駅・中川駅・センター北駅・センター南駅、横浜シティ・エア・ターミナルに自動販売機が設置されています。
急に手土産やギフトが必要になった時や、自分へのご褒美がふと欲しくなった時など、昼夜問わず好きな時に本格的なスイーツを買えるのはすごいですよね。支払い方法はQR決済・電子マネーとなり、現金は不可となりますのでご注意を。
記念日や誕生日などの大きなイベントはもちろん、常日頃の感謝を込めて何でもない日のサプライズとしても喜ばれること請け合い。パッと花が咲くような相手の笑顔を見ることができるでしょう。