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美味しそうな料理がずらり!心も身体も満たされる美味しい映画3作品

見ているだけでお腹が空いてくる!

©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社
©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

映画に出てくる料理って、どうしてあんなにおいしそうに見えるのでしょうか…。料理を食べているシーンはもちろん、作っているシーンも見ているだけで食欲が湧いてきて、満たされた気持ちになりますよね。今回は、そんな「おいしい」映画を3つピックアップしてご紹介します。

美味しそうな料理を楽しめる映画3作品

①『水は海に向かって流れる』6月9日(金)公開

©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社
©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

1作品目は、今年6月9日(金)公開の映画『水は海に向かって流れる』。広瀬すずさん演じるOL・榊さんが作る料理はどれもボリューム満点で豪快!

©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社
©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

高校生・直達(大西利空)がシェアハウスにやって来た際に出された牛丼は、麵つゆに玉ねぎと最高級の和牛を惜しげもなく投入し、暴力的に煮込んだシンプルながら大胆な一品。シェアハウスの住人たちの間では、榊さんが振る舞う定番の“おもてなし料理”として知られており、アメリカ先住民の言葉を借りて“ポトラッチ丼”(ポトラッチ:先住民の言葉で「贈り物」の意)という愛称が付けられています。

©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社
©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社
©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社
©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

ほかにも、生卵入りカレーや、原作には出てこない映画版オリジナルメニューのギガ盛りポテトサラダ、シェアハウスの庭で開催するバーベキューのお肉だって超特大。いつもクールでちょっと不機嫌な印象とは裏腹に、“よく作りよく食べる”というギャップが親しみやすさを感じさせ、榊さんのキャラクターがより引き立っています。榊さんにとっての料理とは、現実逃避であり、思いのまま感情を料理にぶつけると同時に、年齢も境遇も異なる仲間たちや直達との時間を共有するきっかけを生み出すツールでもあるのです。劇中の所々で登場する料理を楽しむとともに、榊さんの心情の移り変わりも感じ取ってみて。そして映画を観た後には豪快な料理を作って食べて楽しむのもおすすめです!

あらすじ

通学のため、叔父・茂道(高良健吾)の家に居候することになった高校生の直達(大西利空)。だが、どしゃぶりの雨の中、最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さん(広瀬すず)だった。案内されたのはまさかのシェアハウス。いつも不機嫌そうにしているが、気まぐれに美味しいご飯を振る舞う26歳のOL ・榊さんを始めとし、脱サラしたマンガ家の茂道(通称:ニゲミチ先生)、女装の占い師・泉谷(いずみや/戸塚純貴)、海外を放浪する大学教授・成瀬(なるせ/生瀬勝久)...と、いずれも曲者揃いの男5人、さらには、拾った猫ミスタームーンライト(愛称:ムー)をきっかけにシェアハウスを訪れるようになった直達の同級生で泉谷の妹・楓(かえで/當真あみ)も混ざり、想定外の共同生活が始まっていく。そして、日々を淡々と過ごす榊さんに淡い想いを抱き始める直達だったが、「恋愛はしない」と宣言する彼女との間には、過去に思いも寄らぬ因縁が......。榊さんが恋愛を止めてしまった《本当の理由》とは…?

映画『水は海に向かって流れる』公式サイト

②『かもめ食堂』('06)

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2作品目は、『かもめ食堂』。小林聡美さん演じるサチエがフィンランドに日本食堂をオープンさせるが、繁盛せず、やがて訳あり日本人女性2人と出会い、3人でお店を続けていく物語です。食を通してほのぼのとしたやさしさが溢れるストーリーとなっています。“食堂”として営業しているお店では、おにぎりやショウガ焼き、おみそ汁などが登場し、フィンランドという土地と正反対の印象を受けます。でも、それが相乗効果になり和食が映え、より一層おいしそうに見えるのです。観たあとには、和食はもちろん、焼きたてのパンやシナモンロールも食べたくなってしまう作品です。

あらすじ

ぷくぷくしたかもめたちがのんびりと舞う港町、ヘルシンキ。そこに一軒の小さな日本食堂がある。その名も「かもめ食堂」。店主は日本人女性、サチエ(小林聡美)。近隣の人々がやってきて楽しく時を過ごし、食べるものは素朴だけれどおいしい。そんな場所をめざして始めた食堂だったが、開店当初のお客さんはぽつりぽつり。見慣れない日本人の女性がひとりでやる店を興味本位に覗く人はいましたが、来る日も来る日も誰も来ない日が続きます。メインメニューは「おにぎり」。でもさっぱり人気なし。そんなとき、サチエの前にミドリ(片桐はいり)とマサコ(もたいまさこ)というふたりの日本人女性が次々と現れ、やがてお店を手伝い始める…。

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③『南極料理人』('09)

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そして3作品目は、『南極料理人』。南極観測隊の料理人としてやってきた西村(堺雅人)が、食料がなかなか手に入らないマイナス54度という南極の土地で、8人の仲間たちと一緒に料理に奮闘する物語です。この作品の注目すべき点は、南極という場所でありながら、たくさんのおもしろい工夫を施し、普段の日常とさほど変わらないような料理を作るところ。お誕生日にステーキを振る舞う日もあれば、おにぎりと熱々の豚汁のシンプルな料理、夜食のインスタントラーメンまで、まるで日本にいるかのような料理を楽しんでいる姿には思わず感心してしまいます。ストーリーも笑いあり涙ありの物語となっているため、映画を観て心を温め、料理を食べて身体を温めてみるのもいいかも。

あらすじ

西村(堺雅人)は、ドームふじ基地へ南極観測隊の料理人としてやってきた。限られた生活の中で、食事は別格の楽しみ。手間ひまかけて作った料理を食べて、みんなの顔がほころぶのを見る瞬間はたまらない。しかし、日本には妻と8歳の娘と生まれたばかりの息子が待っている。これから約1年半、14,000km彼方の家族を思う日々がはじまる……。

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