もうすぐ夏のボーナス!まとまったお金が入るとついつい使ってしまって、気がついたらいつの間にかなくなっていた! なんてことありませんか?こちらの記事では、ボーナスの有効な貯め方・使い方とボーナスのNG行動についてお伝えします。
ボーナスの有効な貯め方・使い方
最低でも半分は貯蓄に
ボーナスが支給されたら「いつの間にかなくなっていた……」を防ぐために、口座に入れたままにせず、まず貯蓄用口座に移しましょう。
ご家庭の事情にもよりますが、ボーナスは最低でも半分は貯蓄がおすすめです。
ボーナスを有効に使うために年間の予算を立てよう
ボーナスが支給されたら貯蓄するばかりでなく、家族と旅行したり、おいしいものを食べたり、楽しいことにも使いたいですよね。
ボーナスを有効に使う手段として年間の予算を立てる方法がおススメです。
年間の予算を立てるために、年間の「特別支出」を把握しておきましょう。
「特別支出」とは、固定資産税や自動車税、帰省費用など、毎月あるものではないけれど、年間に1回、あるいは数年に1回支払があるものです。
例えば「特別支出」には、次のようなものがあります。
・固定資産税
・保険料
・車検費用
・帰省費用
・旅行代
・季節の行事・イベント費用
一年間の「特別支出」を把握し、「毎月の収入から」積み立てる金額と「ボーナスから」積み立てる金額を決めて、「使うための貯蓄」をしておきます。そして予算の範囲内でお金を使うと、ボーナスを有効に使えますよ。
ボーナスでやらない方がいいこと3つ
1.生活費の赤字の補てん
ボーナスが気がついたらなくなっていたという方は、月々の赤字をボーナスで補っている傾向があります。
生活費の赤字をボーナスで補てんしている方は、月の収入だけでは生活費が足りていないことになります。
そのような場合、なぜ家計が赤字になっているのか一度家計を見直すようにしましょう。
2.ボーナスをあてにした買い物
ボーナスをあてにして、ボーナス払いの買い物をしてしまうこともNGです。
「ボーナスがあるから」とボーナスが支給される前に買い物をしていたら、ボーナスが残りません。
本当に必要なものか、よく考えて計画的に買い物をする習慣をつけましょう。
3.ローンのボーナス払い
ボーナスは景気や会社の業績によって変動があります。そのため住宅ローンや車などのローンのボーナス払いの比率を多くし過ぎると、会社の業績が悪化してボーナスが減少したときに支払いが厳しくなってしまいます。
住宅や車などのローンを組む場合には、ボーナスありきのローンを組まないようにしましょう。
「貯める」と「使う」のバランスが大事!
まとまったお金が入るボーナスは、貯蓄を増やす機会ですし、普段できないことをするチャンスでもあります。
ボーナスがいつの間にかなくなってしまうのも問題ですし、貯蓄ばかりでは人生が窮屈になってしまいます。
計画を立て、「貯める」と「使う」のバランスをうまくとって、豊かな人生を送りたいですね。