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[夏の毛穴トレーニング]毛穴悩みの発生原因を医師 友利新先生とチェック!

詰まったり、開いたり、たるんだり…。ほうっておくと悪化の一途をたどる毛穴道。引き締まった毛穴を目指すべく、過酷な夏を迎える今こそ、“毛穴トレ”の始めどき! まずは、毛穴悩みの発生原因を友利新先生とチェック!

内科医・皮膚科医
友利 新先生
都内2カ所のクリニックに勤務。医師という立場から美容・健康について正しい情報をテレビや雑誌などで発信。現在、YouTubeチャンネル『友利新/医師「内科・皮膚科」』は、登録者数78万人を突破!

こすらない、保湿ケア…間違ってません。でも、うのみスキンケアが毛穴を詰まらせる

「きちんとケアをしているつもりでも、一向に毛穴が改善しないのは、お手入れが肌に合っていないor間違えている可能性も。もちろん、高温多湿な夏は毛穴にとっては悪状況。とはいえ、きちんとケアをできていれば、乗り越えることは可能です。

大切なのは、自分の肌質や毛穴状況、悩みの発生原因と、その悩みを解決するためには何が必要かを考え、理解すること。

摩擦がNGといえど、クレンジングをクルクルなじませなければ古い角質や汚れは落ちないし、保湿ケアが大事とはいえ、脂性肌にはトゥーマッチな場合も。日頃のケアが毛穴を詰まらせていることもあるので、まずは自分の行動の見直しを。

そして、詰まりを取る→引き締める“毛穴トレーニング”を1セットに。これを続けていけばターンオーバーが整い、どんな状況下でも詰まりにくい肌を育てることができます」(友利新先生・以下同)

夏の毛穴ちゃん受難あるある

《受難1》温度が上昇、皮脂は渋滞

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気温上昇とともに体温も連動し、毛穴を開かせて汗や皮脂を過剰に分泌。普段ならスムーズに排出される皮脂が、毛穴の中で渋滞。詰まり毛穴を引き起こします

《受難2》vs.紫外線で角層が厚くなる

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紫外線が強くなると、肌を守ろうとバリア機能も強化。肌内部まで紫外線ダメージを受けないようにと角層を分厚くしてしまいます。その結果、キメが乱れて毛穴を大きくしたり、毛穴詰まりを悪化!

《受難3》取る機会は増えたが…マスクサウナ

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マスク内は毛穴を開かせる高温多湿なサウナ状態。そこにこすれというWパンチが加わり、毛穴トラブルをさらに後押ししていました。マスクオフという好環境に戻る今こそ、引き締まった毛穴を奪還!

《受難4》アイスや甘い飲み物…過剰な糖質摂取

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甘いものを分解するのに必要なビタミンB群は、皮脂コントロールにも携わる成分。糖質分解ばかりにエネルギーを使われると、毛穴トラブルを防ぐ分まで手が回らないことも

《受難5》仕事も遊びでも、睡眠不足で油分過多

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肌の乾燥を悪化させる睡眠不足。その乾燥を肌の脂でどうにか補おうとしてしまうため、かえって皮脂が出て毛穴を開かせる結果に。生活習慣が乱れがちな夏の夜遊びには御用心!

イラスト/澤村花菜  取材・原文/谷口絵美 構成/渡辺敦子  ※BAILA2022年7月号掲載

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