食料品の値上げが続く中、家計を守るコツは「引き算」です。ただはやみくもに節約術を試して足し算するよりも、引くことを意識するとラクに節約できます。今回は、物価高でも5人家族・月食費2万円台でやりくりする私が「スーパーで買わないもの」を紹介します。
お米
私はここ3~4年、スーパーでお米を買っていません。
お米を買わない理由はふたつ。それほどコスパが良くないうえに、重たく買い出しが大変からです。
わが家が購入しているのは、農家さんから直接譲ってもらったとれたてのお米。
スーパーで買えば5kgで2,000円は超えるブランド米「つや姫」を、30kg8,000円で譲っていただいています。仲介せずに直接譲っていただけいるからこその、激安価格です。
おいしいお米を自宅で食べられるおかげで、おうちごはんの満足感もアップ!
玄米で購入後、近所の精米所で無洗米にしているので、虫がついたり味が落ちることなく食べきっています。
ちょっと珍しい調味料
調味料代って、案外けっこうかさみませんか?
あれこれ買っていると、調味料だけで2~3,000円はポンと消えます。
おいしそうなネーミングの調味料を見ると、「試してみようかな」という気持ちにもなりますが、ここはがまん。
物珍しさで買ったのは良いものの、使い切れた試しがないんですよね。
結局定番の味付けの落ち着くパターンが多く、使い切れずロスになってしまう…。これでは節約になりません。
そこで私は、買う調味料を定番化。基本的に、使いまわせないものや珍しい調味料には手を出さないようにしています。
どうしても試したいときは、1回限りで使い切れる「素タイプ」を購入。
少し割高だったとしても、調味料を揃えてロスするよりはよっぽど経済的です。
買い物リストにないもの
まとめ買い派の私は、買い物に行く前に必ず「買うものリスト」を決めていきます。
スーパーで買い物をするときは、スマホのメモ帳を片手に商品を選ぶスタイルです。
店内を回るときは、「メモにないものは買わない」がマイルール。
どんなに安い特売品があっても、新作のお菓子を見つけても、買い物カゴには入れません。
メモを見ながら必要なコーナーだけ回ることで、店内にあるいろいろな誘惑から逃れられます。
買い物時間も短縮できて、時間の節約に。1週間分のまとめ買いでも、15分ほどで買い出し終了です。
「買うものリスト」を持ってスーパーへ行くと、買い忘れを防止できるほか、何を買うべきかスーパーで迷いません。
リスト通りに買うことで予算オーバーも防げるので、余計な支出はほぼゼロです。
「スーパーで買う」を定番化しない
ほとんどの方が食料品をスーパーで購入するでしょう。
ですが、スーパーではあえて買わない方が良いものや、食費増につながるものもたくさんあります。
買い出しする時は、「スーパーで何を買うか」が重要なポイントです。
すべての食材をスーパーで手に入れるのではなく、ふるさと納税で補いながら、家計にとってのマイナス要素が少ない食料品を選ぶ。
これを実践してみるだけでも、食費減につながるはずです。