シャワーだけで済ませがちになる、暑い夏。特に一人暮らしだと「お湯をためる気にならない」という働く女子もいるのでは? でも湯船に入らないと見えない汚れや皮脂が取り切れず、肌の調子が悪くなってしまう原因に……。私も経験がありますが、夏に気になる毛穴も目立っちゃいます。
毎日湯船には入れないという人にもおすすめしたいのが「美顔スチーマー」。温かい蒸気で汚れを浮かせてくれるので、そのあとのスキンケアの効果を高めてくれます。高機能な美顔スチーマーは今まで高価なアイテムが多く手を出しづらい美容家電でしたが、SALONIAから化粧水ミスト機能搭載で2万円台の美顔スチーマーが発売されたという嬉しい情報を入手! 実際に使ってみたので、その使い心地をレポートします。
事前準備は水と化粧水を入れるだけ。SALONIAのピュアブライトスチーマー
5月15日に発売されたSALONIA「ピュアブライトスチーマー(27,500円)」は化粧水ミスト+ダブル温スチーム+冷ミストの3つの機能を搭載している美顔スチーマー。グレーの丸いフォルムがとてもスタイリッシュな印象で、部屋のインテリアになじむミニマルなデザインです。ちなみにSALONIAは低価格&高品質なドライヤーやヘアアイロンが人気の美容家電ブランド。私もヘアアイロンをここ数年使い続けています。
使う前には、まず「給水タンク」に水を入れます。使える水は精製水もしくは水道水。ミネラルウォーターなどは使えないので、私は水道水を入れてみました!
もう一つの準備は「化粧水タンク」に化粧水を入れることです。化粧水はさらっとした化粧水ならOKですが、とろみ系は使えないので注意が必要。私は最近使っているRECiPEO「モイストローション M (さらっとしっとりタイプ)」を使ってみました。タンクの口が小さめなので、化粧水はプッシュタイプが入れやすかったです。
ピュアブライトスチーマーには3つの自動モード「クレンジング」「スキンケア」「クリア」と、3つの手動モード「化粧水ミスト」「ダブル温スチーム」「冷ミスト」があり、自分のやりたいことによってモードを変えることができます。まずはシャワーを浴びた後にぴったりな「スキンケア」を選択してみました。
たっぷり温スチームがめっちゃ気持ち良い……スキンケアモードをやってみた
スキンケアモードを選択したら、いざスチームの噴射開始! 手前側が濡れる恐れがあるので、タオルを備えてスチームを待ち構えました。どんなスチームが出てくるのか、ドキドキわくわく……。
ボコボコボコ……という音とともに、最初に出てきたのは「ダブル温スチーム」。2つの吹出口から粒子の細かなスチームがたっぷりと発生し、全顔を優しく包み込んでくれます。慣れてくると、温かなスチームがめちゃめちゃ気持ちよくてリラックス気分に……。もはや瞑想もできそうなほど無心になれました。
美顔スチーマーは蒸気を当てる「角度」が使いやすさを左右するポイント。ピュアブライトスチーマーはノズルの角度を変えられるので、自分の当てたい部分に狙いを定めることができます。約5分間ダブル温スチームを当てると、お風呂上がりのように顔がポカポカに! 肌温度が約40度まで上がり、その状態で化粧水ミストを当てることで、肌のうるうる度がアップします。
スキンケアモードの仕上げは約1分20秒の「化粧水ミスト」。手前の吹出口から毛穴よりも小さなサイズに微細化された化粧水ミストが発生し、美容成分が角質層までしっかり浸透してくれます。化粧水ミストはダブル温スチームより少し勢いが強め。「あなたの肌まで、届けますよー!」というイメージで、しっかりと密着してくれました。
噴出終了後に肌の上に残った化粧水を手でなじませ、いつもの美容液・乳液でフタをしてケアは終了。約6分20秒のスキンケアモードは長いかと思いきや、気持ちよくてあっという間に時間が過ぎていました。スキンケアモードでお手入れした後は、翌日も肌がツルツルもちもち! これは続けたくなる……! ちなみに使用頻度は週2~3回程度が使い始めの目安です。
化粧水ミスト機能搭載ながら2万円台で手に入る、SALONIA「ピュアブライトスチーマー」。残った水をスチームとミストで排出する「クリーンモード」も搭載しているので、美顔スチーマーで気になる機械のお手入れも簡単です。時間がある時はたっぷりの温スチームで汚れを浮かせる「クレンジングモード」→「シャワーを浴びる」→「スキンケアモード」もおすすめの使い方。過度な使用は肌トラブルにつながるおそれがあるので、肌の様子を見ながら回数・時間などを調整しましょう。夏はシャワー派という働く女子のみなさま、コスパの高い美顔スチーマーを使って美肌を目指してみては?
・SALONIA「ピュアブライトスチーマー」
HP:https://salonia.jp/special/steamer/?rls
(文・撮影:小浜みゆ)
※この記事は2023年06月28日に公開されたものです