MBTI診断ではINTPかINTJしか出たことがない、根っからの内向型清水です。
みなさまこんにちは、スーパーバイラーズ清水まやです。
MBTI診断ではINTPもしくはINTJしかでたことが無いほど(Iの部分が興味志向が内向型であることを示しています)、根っからの内向型人間です。
あまりこういったものを型にあてはまめて「私はこうだから!」と思わないようにはしているのですが、人生を振り替えってみると、どうしてもネガティブな考えに囚われてマイナス思考に陥ってしまうことが多かったかなと思います。
ただ、30歳になってから考えるようになったのですが、ネガティブに陥るときって外的要因(人間関係、育った環境、今置かれている環境)が100%ではないということ。考え方によって案外人ってどうとでもなるということ。(まぁある程度は外的要因もあるので、環境を変えるという手段も場合によっては大いにありだと考えます)
しかし、ネガティブ人間急に180度思考を方向転換することは難しい…。
そんな時におすすめしたい一冊を本日は紹介したいと思います。
『メンタル強め美女白川さん 』
主人公の白川さんはとってもポジティブ。
ストレス社会でも『ポジティブ強めメンタル』を保つ彼女のマインドには、きっと学ぶところが多いはず。
本日は現代社会を戦うアラサー女子に刺さる素敵なセリフと共にお送りしたいと思います。
それではどうぞ。
僻みや中傷。ストレス社会でも笑顔を絶やさない美女・白川さんの生きるコツとは?
ストレスフルの社会を可愛くご機嫌に生き抜くメンタル強め美女。 同世代女子は学ぶことが多いこと間違いなし。
「あざとくても可愛くいたい!」がモットーのOL・白川さんは、社会のストレスを自己肯定感たっぷりの返しで華麗にかわしていく“メンタル強め美女”。「ぶりっ子」「ヒイキされてる」と、彼女の周りはひがみや陰口ばかりだけど、どんなネガティブも笑顔で跳ね返す白川さんの激強メンタルが、凝り固まった女子たちの暗い心を変えていく…!?
主人公はメンタルがとっても強い美女『白川桃乃』、25歳。
なんといっても彼女の持ち味はポジティブであること。自身に悪いことが起こったとしても、光の速さで切り替えていきます。
美人でいつも前向きの彼女を良く思わない人間もおり、『ぶりっこ』『媚びを打っている』などの陰口を叩かれることも。
それでも白川さんは気にしない。一人でいても平気、そんな陰口や誹謗中傷も気にしない。
彼女の辞書には『ひがみ』という言葉はありません。
冒頭では、そんな白川さんが一人でもご機嫌に過ごす様子にフォーカスを当てられていますが、そんな白川さんの生き方に共感して影響を受ける仲間も増え、いつしか彼女の人生も変わっていくところも面白いポイント。
この漫画の推せるポイントは2つ。
まず、1つ目が白川さんのマインドが勉強になる。
とにかくストレスフルの社会。毎日仕事を詰め込んでひたすら踏ん張っていると、いつの間にか『あの子が羨ましい』のような発想になってしまうこともあるのではないでしょうか。
白川さんは美人で要領も良いため、そういった恰好の的になってしまいます。
社会人になると経験のあるであろう「〇〇が〇〇って言ってたから気を付けたほうがいいよ」などの教えてあげた風悪口、マウントなどの様々なあるあるが詰まっているのですが、白川さんは白川さんなりのポジティブ、前向きマインドで解決をしていきます。
私自身売られた喧嘩は買いがち。
間違ったことをそのまま流すことがとっても苦手だったのですが、『他人と比べて何の意味があるのか』と言う白川さんの一言で全てをやめました。
今は穏やかな心で毎日を生きています。マインドを変えてみて思ったのですが、その方が相手も自分も心穏やかなんですよね。
相手も自分もハッピーで居られるのだとすれば、鈍感力も立派な処世術だと考えます。
2つ目が、白川さんの周りの人間もどこかしら『あるある』を抱えた人間ではないかということ。
「私は私、可愛く、強く!」をモットーに生きる美人である白川さんには学ぶことは多くとも共感をする機会は少ないかもしれません。
そもそも私自身も陰キャ極まりなりなくアイドル的なポジションを通ったことがないので、白川さんのエピソードには「美人って大変なんだな」と思うばかりです。
彼女の周りには、優しいがゆえに言いたいことが言えないぽっちゃり体形が悩みの町田さん、姉御肌でズバズバとした物言いが本人も悩みの梅本さん、白川さんに憧れるシャイな頑張り屋さんの朝比奈さんなど、色々なタイプの人が集まっています。
本当に様々な方面を網羅しているので、自分と同じタイプの人が見つかるのではないでしょうか。
私自身は一見おおらかに見られることもあるのですが、内面は梅本さんに近く、負けず嫌いが転じて理不尽に対しての物言いがきつくなってしまうことがあります。また、ひとと自分をくらべて、勝手に自己嫌悪に陥ることも少なくありませんでした。
そのため、1巻の白川さんと梅本さんのやりとりを見て、過去の自分が救われたような気がしました。
自分を変えるためにぜひ読んでほしい一冊。
ここからは、BAILA読者に刺さる白川さんの名言をいくつかご紹介したいと思います。
●自分がされて嫌だったことは人にもしない。それだけ
(メンタル強め美女白川さん1巻より)
当たり前なのですが、自分が嫌なことって多くの人にとって嫌だったりします。
なのでこれをしないというのは人間関係を円滑に進めるうえで必要だと考えます。しかし、現状ストレスフルな社会、嫌な目に遭うことも多々あるのではないでしょうか。
『返報性の原理』といって、人は優しくされると優しく返す習性があるらしいのですが、ひとりひとりがこの意識を持つだけでもっとハッピーな社会になるのではないでしょうか。
そんなことを差し引きにしても、嫌なことは人にしたくないものです。
●主役ってどこの世界の主役ですか?どうして知らない誰かが作り上げた世界の配役を気にするんですか?
(メンタル強め美女白川さん3巻より)
SNSで承認欲求を満たす後輩花岡さんに対しての一言。
お仕事などでインフルエンサーの方と話していると少し思うのですが、SNSは日常を発信するツールではなく情報メディアとしての側面も強いのかなと感じます。
その中でいいねをつけてもらう、発信を続けていくというのも体力と精神力を使うというもの。
でも、あなたの人生はあなたのもの。自分の価値は自分で決めて大丈夫。
誰かの作り上げた世界の配役に踊らされるよりも、自分の基準を持っていたほうがぐっと人生が楽になります。
●それを乗り越えて今がある!そんな私を誇りに思おう!
(メンタル強め美女白川さん3巻より)
白川さんにも恥ずかしい思い出がよみがえって寝付けない夜があります。そんな時に唱える呪文がこちら。
「そもそも恥をかくのとか、失敗するのとこか悪いことなのかな?」
最初から完全無欠の人間だった人なんていない。きっと完璧に見えるあの人だって、様々な失敗を乗り越えて今があるということ。
そんな小さいけれど見落としがちなことに気づかせてくれる大切なシーンです。
●優越感か~持たれても特に問題ナシ!です
(メンタル強め美女白川さん4巻より)
「私は人からの評価は別に気にしないけど、誰かに優越感を持つことでその人がちょっと楽になれるなら、それでいいかなって思うんですよね!」
マウントをとられたときの処世術を語る白川さん。白川さんの激強メンタルは
・そもそも人の人生にそんなに興味がない(良い意味で)
・「人にどう思われるか」が自分の人生では重要事項ではない
・競争心アンインストール
この三つのピースフルな精神で成り立っています。案外「人にどう思われるか」を気にされる人が多いのかな?と周りを見ていると感じるのですが、ここを取っ払うと生きやすいです。
自分の価値を決めるのは自分。人生を満足に過ごしていると他人からの評価も一緒に上がったりするので不思議なものです。
あの子は可愛い、私も可愛い、みんな可愛い!
「もっと可愛くなりたい、もっとキレイになりたいと願う
私たちの気持ちはみんな優勝だから
こんな気持ちを 笑う権利は誰にもない」
(メンタル強め美女白川さん2巻より)
今月ハマっているおすすめの漫画でした。
そういえば私は昔72kgありまして。食べることが大好きなため美容についてあんまり想像したことがありませんでした。
しかし、アパレル業界で働くことをきっかけに体型を絞って今に至るのですが、その時に気が付いたのは『綺麗になるって楽しい』ということ。目に見えて肌質や体型も変わっていくのでコスメや服を選ぶことも楽しくって。
あのころ、もしかすると私を笑う人がいたかもしれませんが、それ以上にその感動は代えがたいものだったかなと今でも思っています。
もし、自分には不相応だからと可愛いを諦める方がいたのだとしたら、『メンタル強め美女白川さん』をおすすめしたい。
そして、ちょっと気分が滅入ってしまったあなたにも『メンタル強め美女白川さん』をおすすめしたい。
あなたの価値を決めるのは、他でもないあなたです。とってもきれいでかわいい。
また来月おススメの漫画ご紹介させてください。
それではまたお会いしましょう~!