「マンドゥバッグ」や「キャンドル作り」、「ポーリングアート」など、自分で作品を作ることがブームとなっている今、新たに注目したいのが「重曹アート」。
重曹と絵の具を混ぜるだけの簡単作業なのに、とってもかわいい作品が完成すると、インスタグラムを中心に話題になっているんです。
そこで今回は、「重曹アート」に必要な材料や、作り方などをご紹介します。ちょっぴりコツが必要な場面もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「重曹アート」ってどんなものなの?
重曹と絵の具を混ぜて作る、「重曹アート」。
絵の具に重曹を加えることで立体感が生まれ、ぷっくりとしたテクスチャーが完成します。それをキャンバスに重ねながら塗っていくことで、芸術的な作品を作ることができるんです。
絵心や器用さはあまり関係ないから、不器用さんでもチャレンジしやすいですよ。
必要な材料は全てDAISOで揃うよ
作成に必要なアイテムは以下の通り。
・絵の具
・重曹
・紙コップ(使いたい色数分)
・ハケ
・割り箸
・スプーン
・キャンバス
重曹を含め全てDAISO(ダイソー)で購入できるので、おうちに無い方は調達してきてくださいね。
作業を始める前に、どんなカラーを使用するかは事前に決めておくのが良いかも。完成図をイメージしながら、いざ作業開始です!
ポイントを押さえて、早速作ってみよ~!
作業工程は主に4つ。それぞれ押さえておきたい大事なポイントと併せてご紹介します。
①まずは紙コップに重曹とお好みのカラーの絵の具を入れ、特製の絵の具を作ります。
重曹と絵の具の割合は、重曹1:絵の具2くらいがベスト。
重曹と絵の具の量のバランスが成功の鍵を握っているので、慎重に進めていってくださいね。
量は後から調節することが可能なので、まずは両方ともやや少なめに入れてみても良いかもしれません。
割り箸を使ってしっかり混ぜ合わせ、もたっとした液体になったら完成です。
テクスチャーは、重曹のザラザラ感をやや感じるぐらいがちょうど良いかも◎
重曹を多く入れすぎてしまうと、こんなふうにパサパサのテクスチャーに…。
いくらキャンバスに色を載せても、重曹アートの醍醐味である「ぷっくり感」は出ないので注意が必要です。
パサパサになってしまったら絵の具を追加すればOK。逆にサラサラすぎる場合は、重曹が足りていないので、その都度重層を足してみてください。
ちょっとずつ調整しながら進めていくと、失敗が少ないですよ。
②①の準備ができたら、いよいよキャンバスに載せていきます。重ね塗りすると、ぷっくり感が際立ってかわいいこと間違いなし。
いくつか色を重ねたい時は、別の絵の具で①を作り、②の工程を行ってください。
テクスチャーが硬めなので、絵の具が乾く前に重ねてもそれほど色混ざりは起きません。
③色を重ね終わったら、絵の具を完全に乾かして完成。
乾いていない状態でキャンバスを縦にしてしまうと絵の具が垂れるため、平面に置いて乾かすのがポイントですよ。