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アラサー女子、感動。夏のひんやり京都旅で仏像&アート鑑賞したら最高だった話

優しい眼差しに感動。後ろを振り向く珍しい仏像

仁寿3(853)年、真言密教の道場として創建され、現在は浄土宗西山禅林寺派の総本山である「永観堂 禅林寺(えいかんどう ぜんりんじ)」。秋の紅葉はもちろん、初夏は青紅葉が楽しめる場所としても有名です。

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そしてこの禅林寺にいらっしゃるのが、平安時代、東大寺より禅林寺へ移る際に僧侶の永観が自ら背負って運んだとされる阿弥陀如来立像です。

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正面ではなく左後方をふりむくお姿は、永観が修行している時に見た光景なのだとか。熱心に修行に励む永観に、阿弥陀如来が「永観、おそし」と声を掛けられたそう。

「みかえり阿弥陀」として知られる本尊像は、高さ77cm。「おそし」という言葉は決してプレッシャーを与えるための言葉ではなく、思いやり深い慈悲の眼差しからも分かるように、あたたかく見守ってくれている姿なのだそう。

SNS映え間違いなし! 夏の嵐山で絶景&アート鑑賞

夏の京都でぜひ訪れてほしいのが、嵐山。山のふもと&川のすぐそばということもあり、涼やかな気候が楽しめます。

そんな嵐山のおすすめ観光スポットは、「嵐山 祐斎亭」。光によって染め色が変化する「夢こうろ染」を生み出す染色アートギャラリーです。

「嵐山 祐斎亭」は、約800年前に造営された後嵯峨・亀山上皇の離宮、亀山殿跡に立地する築150年明治期の建造物です。そんな歴史ある建物の中には、染色作家 奥田祐斎さんの作品が数多く展示されています。

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祐斎さんの作品を鑑賞しながら外の景色を眺め、ほっと一息つくことも。新緑の鮮やかさと作品が重なり合い、川のせせらぎが聞こえてくる空間は、何とも言えない幸福な場所でした……!

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新緑はもちろん、紅葉の季節にも大人気なのが、丸窓からの絶景です。角度によって木々の間に嵐山や桂川(大堰川)を望むこともできるこの景色、実は机に反射して作り出されたものなんです。ぜひ現地でベストポジションを見つけてみてください!

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日本庭園と嵐山の絶景! 和食とフレンチを融合させた新しい会席料理

嵐山で新緑を楽しんだら、すてきなランチに出かけてみてはいかがでしょう? 「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」内にあるレストラン「京 翠嵐」では、京の季節の食材を生かしながら、京の和食とフランス料理の美意識を融合した今までにない会席料理をいただくことができます。

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今回はコースランチ「季の佳(ときのか)」をいただいたのですが、1品1品に細やかな工夫がされており、食べ進めることでその“しかけ”が明かされるたび、感動してしまいました……!

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翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都
レストラン「京 翠嵐」

住所:〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町 12

URL:https://www.suihotels.com/suiran-kyoto/restaurant/kyo-suiran/

ひんやり夏旅で、京都の魅力を再発見

今回の京都観光では、仏像をメインに「ちょっと落ち着いた大人な体験ができる場所」をご紹介しました。

ハードルが高かった仏像鑑賞も、現地の解説を読むことで「なぜその姿なのか」を知ることができ、理解が深まったように思います。京都で新たに観光するスポットや視点が増えた気がして、なんだか嬉しくなりました!

7月には夏の風物詩「祇園祭」が開催されるなど、まさに今が行きどきの京都。まだ夏のおでかけが決まっていないという方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

キャンペーン概要

JR東海「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン
「あなたは、どの仏像から入りますか?」

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