3年ほど新型コロナウィルスの影響でマスクの着用が必要となり、自由にメイクを楽しめない月日が続きました。それが2023年3月13日以降はマスクの着用が個人の判断に委ねられ、メイクを楽しめる環境が再び戻ってきた感があります。
そのようなことを背景に、エイジング美容研究家である筆者が、2023年上半期のマイベストコスメを【メイク編】【スキンケア編】に分けて紹介します。今回は、【メイク編】です。
肝斑をカモフラージュするクッションファンデ
コロナ禍に突入して数ヶ月経過した頃、頬にうっすらと左右対称のシミである肝斑ができました。これまでコンシーラーでカバーしていたのですが、今年出会ったクッションファンデ2品がほどよいカバー力とツヤ感で肝斑をカモフラージュ。手放せなくなりました。
ひとつは、「セザンヌ クッションファンデーション」(本体セット価格1078円)。
肌にピタッと密着し、うるおいのある艶やかな肌に仕上げるクッションファンデです。肝斑だけでなく、毛穴やクマ、くすみをツヤとほどよいカバー力でナチュラルにカモフラージュします。
プチプラにもかかわらず、時間の経過とともに見苦しくヨレたり、崩れたりしないところも優秀です。さらに、紫外線吸収剤不使用にもかかわらず、SPF50/PA ++++と紫外線防止効果も高いのが◎。石鹸で落とせるのも嬉しいポイントです。
デパコスでも今年好みのクッションファンデに出会い購入。かなり出番が多くなっているのが、「クレ・ド・ポー ボーテ タンクッションエクラ ルミヌ」(レフィル7700円、別売りケース3300円)です。
カバー力と端正な艶を両立させたクッションファンデで、惚れ惚れとした美肌に。
肝斑などに重ね塗りしても艶の効果か厚塗り感が出ません。つける度にうるおいを増すような感覚も、乾燥肌には頼もしく感じられます。
また、色展開も6色と豊富なので、自分にピッタリの色を見つけやすいのも高ポイント。紫外線防止効果は、SPF25/PA +++。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
唇をリップで彩る楽しみを満喫中
今季はやはりここ数年のうちで最もリップに手が伸びました。気に入り過ぎて色ち買いしたのは、「ディオール アディクト リップ マキシマイザー」(4620円)。
発売から16年にわたり愛されてきた名品が2023年リニューアル。グロスのような艶と、マキシマイザーならでは清涼感が持続する爽やかな使い心地、高い保湿力、ボリュームアップ効果とよりハイスペックなリップに進化しました。
豊富なラインナップでどの色にしようか迷いながら最初に手に取ったのは、「027 インテンス フィグ」(画像左)。黄みと青みのバランスがちょうどいいピンクレッドで、ゴールドパールによる艶と相まって顔色をパッと明るく見せてくれます。
ついで手に取ったのは、青ラメが強い煌めきを放つラベンダーピンクの「003 ホログラティック ラベンダー」(画像右)。色はほとんどつかないのですが、手持ちのリップに重ねると一気に華やかな雰囲気になります。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
落ちにくく、40代のくすみがちな目元を明るく彩るアイシャドウ
目が大きく瞬きが多いことから、アイメイクが崩れやすい筆者。アイシャドウを塗るときにはアイシャドウベースが必須ですが、リキッドアイシャドウなら1日中メイク崩れと無縁でいられる可能性が高いです。「クラブ アミュチア セレクトタッチアイシャドウ」(1100円)もまさにそんな商品で、今季販売された限定色が好み過ぎてマイベストコスメに選びました。
子どもっぽくならずに目元を明るくみずみずしく彩る「P201 マンダリンソーダ」(上の画像の上、下の画像の左)は、粒子の細かいパールが立体感とツヤをもたらすオレンジシャドウ。
アイホール全体に塗ってまぶたの中央部分にゴールドグリッターの「G202 サンセットビジュー」(上の画像の下、下の画像の右で、下の画像の中央部分はP201→G202)を重ねると、目元が上品に輝きます。長時間まとってもヨレたり、崩れたり、くすんだりしにくいので、ここぞというときに重宝しています。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。