「界 奥飛騨」の滞在中に立ち寄りたい、飛騨高山の食べ歩き&お土産スポットをLOCARI編集部が実体験レポート。飛騨地方で親しまれているさるぼぼスイーツ、お団子、ミニ鯛焼きに、お味噌・お醤油、日本酒など、帰ってからも楽しめるお土産をご紹介します。
CONTENTS
- 飛騨高山は、食べ歩きも買い物も楽しめる街
- まずは食べ歩き♡飛騨高山で見つけたおすすめのお店4選
- #1 さん陣|小ぶりで食べやすい、みたらし団子
- #2 茶の芽|サクッと軽い子鯛焼き。5種から選ぶのが楽しい
- #3 岩ト屋|見た目も映える、新感覚な綿菓子すき焼き
- #4 長岡屋|さるぼぼ型がかわいい♡ ぷるぷるこんにゃく入りアイス
- 味噌・醤油は“味見できる店”が正解。飛騨の台所みやげ
- #5 日下部味噌醤油醸造 本店 |ひと口で惹かれる、老舗のこうじ味噌
- #6 大の屋|TKGに使いたい♡香ばしい「生ひき醤油」
- #7 飛騨山味屋|江戸時代から続く、飛騨の食文化を持ち帰る
- お土産は、贅沢な飛騨牛づくし
- 日本酒は、奥飛騨の名湯旅に欠かせない名脇役
- 旅の最後は「界 奥飛騨」の館内ショップへ
- 食べ歩きで気分を上げて、お土産でおいしい記憶まで持ち帰る
飛騨高山は、食べ歩きも買い物も楽しめる街
温泉旅の合間に、古い町並みで寄り道タイム
「界 奥飛騨」に泊まるなら、できれば2泊3日がおすすめ。温泉に癒されて、ごはんで満たされて、飛騨の手しごとに触れて。自分のペースで過ごすほど、心地よさが増していく宿です。
そんな滞在中のお出かけ先として立ち寄りたいのが、飛騨高山。
「界 奥飛騨」から徒歩約4分のバス停・平湯温泉から、バスで約1時間ほどで飛騨高山の中心地へアクセスできます。
江戸時代に栄えた古い町並みを歩きながら、気になるものを食べ歩きしたり、昔から続くお店でこだわりのお土産を選んだり。
のんびり歩くだけでも楽しく、自然と歴史の空気を同時に味わえるのが魅力です。
ここからは、実際に立ち寄ってよかったお店をまとめてご紹介します。
まずは食べ歩き♡飛騨高山で見つけたおすすめのお店4選
歩きながらちょこちょこ食べるのが楽しい!
飛騨高山の食べ歩きは、テンポよく回れるのが魅力。ひとつひとつが食べ歩きにちょうどいいサイズ感で、無理なくハシゴできるラインナップでした。
#1 さん陣|小ぶりで食べやすい、みたらし団子
まずはここから。香ばし醤油のみたらしで、食べ歩きスタート
飛騨高山のみたらしは、甘さ控えめで“醤油の香ばしさ”が主役。「さん陣」のみたらし団子もまさにそのタイプで、焼き目の香りが立った瞬間から食欲をそそります。
小ぶりで食べやすく、食べ歩きの合間にぴったり。口に入れると外はほどよく香ばしく、中はもっちり。きりっとしたタレの塩気が絶妙で、甘いものが続いたときのお口直しにもおすすめです。
#2 茶の芽|サクッと軽い子鯛焼き。5種から選ぶのが楽しい
鯛焼きなのに、パイ生地なのが新食感
鯛焼きなのに、外側はパイ生地でサクサク!「茶の芽」の子鯛焼きは、焼きたてのカリッと感がたまらなくて、ひと口目から軽い食感にハマります。
5個で1セットになっていて、小豆・カスタード・チーズ・チョコレート・ウィンナーの5種類から好きな組み合わせを選べるのも楽しいポイント。私は王道の小豆とカスタードがお気に入りでした♡
ランチ後でお腹がいっぱいだったので、宿まで持ち帰ってレンジで温めていただいて、お茶と一緒に美味しくいただきました。
#3 岩ト屋|見た目も映える、新感覚な綿菓子すき焼き
溶かして食べる過程まで楽しい
「岩ト屋」で外せないのが、雲みたいにふわふわな綿飴がのった飛騨牛すき焼き。実はここ、飛騨牛専門の精肉店として創業70年のお店。見た目のインパクトだけじゃなく、味へのこだわりもしっかり詰まっています。
すき焼きの割下には、高級天然醸造4年醤油を使用。さらに、純度99.9%以上のザラメを合わせているそうで、甘さが強すぎず、上品でコクのある仕上がりでした。
中のすき焼きが熱々なので、湯気で綿飴の真ん中がじわじわ溶けて穴が開いてくるのが見せ場!そこに向かって、周りの綿飴をお箸でぐいぐい中へ入れて溶かしながら食べるのが楽しい♡ ふわっと溶けた綿飴が卵に混ざって、とろっとした口当たりに変わっていきます。
お肉は赤身と霜降りから選べるのも嬉しいポイント。見た目のインパクトに目を奪われつつ、ひと口食べると「ちゃんとすき焼き」として完成度が高くて感動でした。
#4 長岡屋|さるぼぼ型がかわいい♡ ぷるぷるこんにゃく入りアイス
縁起物のさるぼぼがアイスに
写真映え抜群のさるぼぼモチーフのアイス。さるぼぼは、飛騨高山の縁起物として親しまれているお守りで、町歩きをしているとお土産やモチーフでよく見かける存在。そんな飛騨らしさがぎゅっと詰まったフォルムがかわいすぎるんです♡
ひと口食べて感動したのが、こんにゃくのぷるぷる食感。ぷるんぷるんの食感が食べるたびに楽しい!こんにゃくがメインで溶けにくいので、急いで食べなくてもOK。古い町並みを眺めながら、ゆっくり歩きつつ楽しめました。
味わいは甘すぎずさっぱり。歩き疲れたタイミングのクールダウンにもおすすめ。
味噌・醤油は“味見できる店”が正解。飛騨の台所みやげ
ごはんが進むお土産が豊富♡
飛騨高山のお土産で、個人的にいちばんテンションが上がったのがお味噌とお醤油。お店で味見できるところも多くて、「好きな香り」「好きなコク」の中から自分好みを選べるのが嬉しいポイント。自宅に戻ってからも、飛騨の余韻と一緒にごはん時間が楽しめます。
#5 日下部味噌醤油醸造 本店 |ひと口で惹かれる、老舗のこうじ味噌
店内でいちばん高級だった「秋とれ最高級こうじ味噌 錦味噌」が別格
ランチのあと、お店の目の前にあってふらっと立ち寄ったのが「日下部味噌醤油醸造 本店 」。
明治から続く蔵で、時間をかけて仕込まれる醤油と味噌を扱っていて、古い町並みに馴染む、落ち着いた外観も印象的でした。
ここは「元祖 朴葉味噌」としても知られていて、朴葉に味噌をのせて香ばしく焼く飛騨の定番ごはんを、本場の味で選べるのも魅力。ネギや鶏肉などに味噌を絡めて焼くと、朴葉の香りと味噌のコクが増してごはんが進みます。
店員さんがとても丁寧に接客してくださって、味噌もいくつか味見させてもらえるのが嬉しいポイント。
気になる味を比べながら選べるので、それが楽しくて、気づけばつい長居してしまいました。
中でも印象に残ったのが、数量限定の「秋とれ最高級こうじ味噌 錦味噌」。寒さ厳しい飛騨高山で、冬の空気に包まれながら静かに熟成を重ねた秋獲れ味噌で、木桶が息づく蔵の中、四季を巡りながらゆっくりと旨みを育てているのだそう。
国産原料にこだわっていて、北海道産大豆「ゆきほまれ」に国産米・国産塩を使用。豊かな甘みと香りが特徴で、ひと口味見しただけでも「これは特別!」と納得でした。
コクがあるのに角が立たず、香りはふわっとやさしめ。自宅のお味噌汁が一気にごちそうになります♡
#6 大の屋|TKGに使いたい♡香ばしい「生ひき醤油」
香りで選ぶのが楽しい。味見しながら出会う「生ひき醤油」
古い町並みを歩く途中で見つけて、思わず足を止めたのが「大の屋」。ここで選んだのは、生ひき醤油。高級天然の味噌と醤油を手がける「大のや醸造」の生ひき醤油は、昔ながらのモロミを約2年間、攪拌しながらじっくり熟成させ、さらに1ヶ月以上かけて圧搾して元醤油を取り出す製法。そこから何度も濾したあと、さらに半年熟成させるという、手間ひまの積み重ねが詰まった一本です。
“生”の名の通り風味がフレッシュでキレも◎。とにかく香りが良く、余計なうま味を持たないすっきり感が特徴で、素材の引き立て役に徹しながらも、醤油本来の味わいとキレがしっかり残るのが印象的でした。四年醤油・一年醤油に比べると色味は濃いので、見た目もしっかりそうにみえて、後味は軽やか。
冷奴やおひたしにちょい足しするのはもちろん、煮物などしっかり味を入れるお料理にも頼れる一本で、仕上げに垂らすだけで味がキマる感じが自宅での出番を増やしてくれそうです。お吸い物や茶わん蒸し、すき焼き、ステーキなど、煮物・焼き物をはじめ料理全般に使える万能なお醤油。特に卵や肉との相性がいいそうなので、TKGはもちろん、すき焼きの割り下や、焼いたお肉の仕上げにも試したくなりました。
#7 飛騨山味屋|江戸時代から続く、飛騨の食文化を持ち帰る
飛騨の食文化を支えてきた、創業90余年の老舗
飛騨山味屋は、創業90余年。飛騨の名産「赤かぶら漬」を中心に、飛騨独自のお漬物・惣菜を製造・販売してきた老舗で、飛騨の山国の自然の恵みと、古都ならではの食文化を受け継いできた存在です。
お店は、江戸時代の裁判所「高山陣屋」から歩いてすぐ。漬物・味噌専門店として、赤かぶら漬や味噌をはじめ、飛騨ならではの食品が豊富に揃っていて、食べ比べが楽しいごはん泥棒アイテムの宝庫でした。
粒感と甘みが魅力。「特選仕込みのこえじ味噌」
ここで選んだのが「特選仕込みのこえじ味噌(こうじ味噌)」。国産大豆を使って手作りで仕込み、粒感を残したタイプで、塩分控えめなのも特徴だそう。ひと口目がまろやかで、あとからじんわり旨みが広がる感じが印象的でした。お味噌汁はもちろん、野菜スティックにそのまま添えたり、焼きおにぎりに塗ると、やさしい甘みと香りが引き立ちます。
熟成発酵で生まれる、旨みとほのかな酸味
そして外せないのが、江戸時代から続く飛騨を代表する食文化「赤かぶら漬」。契約農家さんの畑で「赤かぶら(飛騨紅)」を収穫し、栽培には当社から支給する“飛騨紅の種”のみを使ってもらうことで、昔ながらの品種に限定した赤かぶら漬を作れるのだそうです。飛騨紅は病気に弱い反面、水分保有量や糖度が高く、だからこそ昔ながらのおいしい赤かぶら漬に仕上がるんだとか。
熟成発酵させた赤かぶ漬けは、発酵による旨みと、ほのかな酸味が特徴。収穫したては皮だけ赤く中は真っ白な赤かぶらが、漬け上がると中身まで紅色に染まるという変化も、伝統の技を感じるポイントです。お漬物の種類も豊富で、どれも白ごはんが進むものばかり。飛騨ならではのご飯のお供系が充実しているので、あれこれ買って食べ比べるのもおすすめです。
お土産は、贅沢な飛騨牛づくし
きんぴらごぼう、昆布巻き、カレー、ビーフジャーキーまで
飛騨のグルメといえば、やっぱり飛騨牛は欠かせません。飛騨牛のきんぴらごぼうに昆布巻き、飛騨カレー、飛騨ビーフジャーキーと、どれも惹かれるものばかり。
旅から帰って数日間、自宅で手軽に飛騨グルメが楽しめるのが嬉しいところ。家族へのお土産としても喜ばれます。
日本酒は、奥飛騨の名湯旅に欠かせない名脇役
お部屋の温泉に入ったあと、グラスでちびちびが最高♡
奥飛騨は、温泉はもちろんですが、日本酒も一緒に楽しみたくなる土地。日本酒を旅の思い出として連れて帰るなら、「界 奥飛騨」から徒歩2分の「つるや商店」もチェックしてみて。
店内に入ると、日本酒がずらり。辛口からにごりまでラインナップが豊富で、スタッフさんに「すっきり系が好き」「フルーティーがいい」など好みを伝えると、ぴったりの一本を丁寧に提案してくれました。
私が選んだのは、賞を受賞したこともある「蓮菜」のきりっと辛口の一本と、まろやかなにごり酒。蓮菜はスッキリとした味わいで食事に合わせやすく、冷やして飲むとキレの良さがより引き立つ印象でした。タイプの違う2本だからこそ、気分や料理に合わせて飲み比べできるのも楽しいところです。
さらにここは、日本酒だけじゃなくお土産の種類が豊富なのも魅力。飛騨の源泉を使用したオリジナル商品(コスメ・天然湯の花)をはじめ、飛騨牛のお土産、お菓子や雑貨まで揃っていて、お部屋で楽しむ用やお土産をまとめて買うのに便利です。時間があまりない日でも、ここに寄れば一気にお土産が揃います。
そして見逃せないのが、店先で作っている平湯温泉名物の温泉たまご「はんたい玉子」!黄身が固めで、白身がトロトロ。ほんのり塩味がきいていて、ふらっと立ち寄って出来立てをその場で味わえる貴重な体験。
個人的におすすめしたいのが、お部屋の温泉に入ったあとの晩酌タイム。雪景色をぼーっと眺めながら、体がぽかぽかのまま日本酒をちびちび♡
お土産ショップでは日本酒のグラスもいろいろ揃っていて、私が一目惚れしたのが、ちいぼぼのグラスに入った日本酒。飲みきりサイズでお部屋飲みにもちょうどよく、グラスは持ち帰って使えるのも嬉しいポイントです。見た目もかわいいので、お友達へのお土産にもおすすめです。
旅の最後は「界 奥飛騨」の館内ショップへ
滞在中に好きになったものを、そのまま連れて帰れる
飛騨高山でたっぷり買い物を楽しんだあと、最後に立ち寄りたいのが「界 奥飛騨」の館内ショップ。店内には、飛騨ならではの木工技術を用いて作られた雑貨や工芸品、お菓子など、滞在中に触れた思い出につながるアイテムがずらり。外に買いに行かなくても、奥飛騨らしい洗練されたお土産が揃います。
おすすめは、お部屋に置かれていた味噌煎餅。手がけているのは、飛騨高山の老舗「井之廣製菓舗(いのひろせいかほ)」。創業は明治41年で、今も変わらぬ製法のまま、一枚一枚を手作りで焼き上げています。
無添加の国産素材と自家製味噌を使い、さらに飛騨山椒がポイント。山椒の口から鼻へすっと抜ける爽やかさが心地よくて、香ばしさの中にお味噌のやさしい甘みもあって、感動のマリアージュでした!
そして、密かにときめいたのがルームキーに付いていたkinoworksshopのキーチェーン。ころんと丸みのある形と、触れたときのなめらかさが心地よくて、手に取るたびに気分が高まります。
食べ歩きで気分を上げて、お土産でおいしい記憶まで持ち帰る
飛騨高山って、食べ歩きが楽しいのはもちろんですが、実はお土産選びが想像以上に楽しい街。味見しながら選べる味噌や醤油、好みを伝えて選べる日本酒、つい手に取りたくなる器やグラスまで、「どれにしよう?」って迷う時間も旅先の醍醐味です。
温泉で癒されて、街でときめいて、最後は「界 奥飛騨」で滞在中に気に入った味やアイテムを連れて帰る。
飛騨グルメを楽しみつつ、おうちに帰ってからのごはん時間まで楽しみになる飛騨のお土産、ぜひチェックしてみてくださいね。
ライター YUUKI