旅行に行った時、会社や友人へのお土産って悩みますよね。せっかく買うなら、「センスいい」って言われたいもの。47都道府県を旅行した旅ライターの小浜みゆが、働く女子におすすめのお土産を目利きします。
ひがし茶屋街や金沢21世紀美術館などフォトジェニックな観光スポットがたくさんあり、女子旅・カップル旅を楽しめる「金沢」。北陸新幹線「かがやき」に乗ると、東京から約2時間30分で到着するアクセスの良さも魅力です。今回は金沢駅の駅構内で購入できちゃう、金沢土産をピックアップしました!
チョコがじゅわっとあふれるおかき! まめや金澤萬久「しみみ」
有機大豆の炒り豆や金箔かすてらが有名な「まめや金澤萬久」。おかきにチョコレートを染み込ませた和洋折衷なお菓子が「しみみ(うさぎの豆箱 8個入り 864円)」です。入れ物は金沢で有名な九谷焼の発祥地、九谷の職人が1点ずつ絵付けを施している豆箱。かわいいうさぎの豆箱は不動の人気です!
食べるまで「おかきとチョコレートは合うのか……?」と半信半疑でしたが、びっくりするほど相性抜群! かりっと食感のおかきを噛むと、内側までしっかり染み込んだ甘いチョコレートがじゅわっとあふれでておいしいのです……。個包装になっているので会社用のバラマキ土産としても良いですし、こだわりの絵柄の豆箱を選んで大切な人へ渡すのもおすすめです。味は「黄な粉チョコ」と「焙じ茶チョコ」の2種類。260gたっぷり入った、お徳用(1,620円)も販売しています。
まめや金澤萬久
HP:https://www.mameya-bankyu.com/
カカオチョコの羊羹!? 茶菓工房たろう「たろうのようかん」
お茶文化が発展してきた金沢で、古くから愛されてきた「羊羹」。その伝統を守りつつ、進化させた羊羹が茶菓工房たろうの「たろうのようかん(各324円)」です。カラフルなパッケージが、とてもおしゃれ! 予算に合わせてさまざまな味を組み合わせることができます。
味は「カカオチョコ」「ピーナツバター」「ホワイトチョコ」「こいちゃ」「あずき」の5種類で、特に「カカオチョコ」が人気No.1! 生チョコのような濃厚さを感じながら、羊羹なので後を引かないすっきりとした味わいが◎。そしてチョコレートというよりも「カカオ」を感じるので、大人女子へ贈りたい上品さです。粒つぶピーナッツ入りの「ピーナツバター」もおすすめ。夏は冷やすと、よりおいしいですよ。
茶菓工房たろう
HP:https://www.sakakobo-taro.com/
伝統的な加賀棒茶を使った飴! あめの俵屋 「飴ん子」
天保元年(1830年)に創業し、金沢で最も古いあめ屋さんの「あめの俵屋」。金沢市指定保存建造物にも選ばれている俵屋本店の紙パッケージがかわいいお菓子が「飴ん子」です。以前は「しろ」と「きなこ」の2種類でしたが、2022年に新しい味「加賀棒茶(130g 972円)」が登場しています!
加賀棒茶の飴ん子は、文久3年(1863年)に創業した金沢の「丸八製茶場」の茶葉を使用。パクッと口に入れると、香ばしく奥深い加賀棒茶の味わいが広がります。会社に置いておけば、話題となること間違いなし。グラム単位になるので多少の変動はありますが、私が購入した商品は130gで21個の飴が入っていました。
あめの俵屋
HP:http://www.ame-tawaraya.co.jp/
かわいい&おいしい……清香室町「金澤文鳥 加賀紅茶味」
受け取った瞬間に「かわいい!」と喜ばれる一押しのお土産が清香室町の「金澤文鳥 加賀紅茶味(2個入り 529円)」。木皿にのせるとまるで木に止まっている文鳥のように、そして手にとせると手乗り文鳥のように見え、つい写真に撮りたくなるかわいさです。
かわいいだけでなく、味もおいしいのが金澤文鳥の憎めないポイント。加賀産の紅茶葉を使った羊羹の中にいちじく、レーズン、ブルーベリー、クランベリーのドライフルーツが入っていて、まるで洋菓子のようなおしゃれな味わいです。紅茶やワインにも合います!
清香室町
HP:https://www.seika-muromachi.com/
レベルの高い、金沢のお土産たち。お茶文化が根付いているからこそ、「お菓子のおいしさも負けません!」という気概を感じました。今回紹介したお土産は、どれも駅構内の「金沢百番街 あんと」で購入できるので、新幹線に乗る直前に購入できますよ。