『カズレーザーと学ぶ。』で、番組司会を務めるカズレーザーさんが、太りやすい体質を太りにくい体質に変えてくれる“ある食材”に驚きの声をあげています。
太りやすい体質を変えてくれる“ある食材”が紹介され、番組司会を務めるお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんも驚く一幕がありました。
■肥満体質は20歳までで決まる
番組では、肥満体質は20歳までにできた脂肪細胞の数によって決まり、とくに10〜12歳に太っていたかどうかが重要であると紹介。
脂肪を燃焼し、エネルギーに換える「褐色脂肪細胞」は、残念ながら大人になると減少してしまいますが、近年、この問題を解決してくれる“第3の脂肪細胞”が発見されたそう。
■脂肪を燃やしてくれる「ベージュ脂肪細胞」
それは、脂肪を燃やしてくれる「ベージュ脂肪細胞」。脂肪の元である「脂肪幹細胞」からしか生まれないと考えられていましたが、近年「白色脂肪細胞」からでも「ベージュ脂肪細胞」に変化させられることが発見されたといいます。
番組では、例えばお腹周りや二の腕の脂肪を「ベージュ脂肪細胞」へチェンジし、スマートな身体へ大逆転できる可能性があるとも触れられました。
■「あけび濃縮エキス」で肥満症を減少
名古屋大学大学院・医学系研究科・特任教授・長谷川靖司先生は、そんな“夢のような効果”をもたらす食材が「あけび」であることを、20年かけて1,000種類以上の素材を試し、今年の3月に発見。あけびは、山形県で9割以上生産される9〜10月が旬の果物です。
実験では、研究室メンバー24名が、被験者となってあけびエキスを3ヶ月摂取したところ、皮下脂肪、内臓脂肪が2〜3割減少したといいます。
カズレーザーさんはこの結果に「内臓脂肪に効果あるってのはすごいですね。男性は結構体鍛えててもそこが取れなかったりするんで」と驚き。
■ アセロラとマンゴージンジャーで効果を高める
さらに長谷川先生は、運動した際に筋肉からでるホルモン「アイリシン」と、「白色脂肪細胞」の持つ「ITGB5(インテグリンベーターファイブ)」という受容体の組み合わせが変化を促すことから、アセロラとマンゴージンジャーがあけびの効果を高めると考えているそう。
実験では、あけびに加えてアセロラとマンゴージンジャーを摂取しており、こうすることで、より効果的に太りにくい身体になっていくと考えているのだとか。そのうえで、長谷川先生はこれらを過剰に摂るのではなく、「適度な摂取が大事」と強調します。
長谷川先生の話に、カズレーザーさんは「細胞の質を変えるっていうのは全然知らない知識でしたね」と興味深そうに語りました。
■執筆者プロフィール
丸井ねこ:お笑い好きな大阪出身のアラサー女性ライター。
おいしいものに目がなくグルメ記事をよく書いています。YouTubeでレシピ検索をするのが日課。趣味のカメラでご飯の写真を撮るのも好きです。