整理収納アドバイザーのmaikoです。日々の暮らしをスムーズに送るためには、モノの置き場所のちょっとした工夫がポイントに。そこで今回は、「暮らしをスムーズにするモノの置き場所」をご紹介します。
①ゴミ箱の中に未使用のゴミ袋
ゴミ箱と合わせて必要になるゴミ袋。
ゴミ箱から袋ごとゴミを集めたあとには、新しいゴミ袋をセットしないといけません。しかし、新しいゴミ袋をセットするのは、“名もなき家事”ともいえる地味な作業。ゴミを集めたことに安心して、うっかり忘れてしまうことも多いはずです。
そこで、未使用のゴミ袋をゴミ箱の中にスタンバイ。ゴミ箱の中に新しいゴミ袋を収納しておけば、ゴミを袋ごと集めたあと、そのままセットできてスムーズです。もしセットすることを忘れても、新しいゴミ袋がその場にあれば、ゴミを捨てる時に気づいてセットできます。
あらためてゴミ袋の収納場所を設ける必要もなく、わざわざゴミ袋を取りに行くといった手間もありません。
②フライパン収納に油類
キッチンでの調理中、フライパンと一緒に必要になるのが油。調理の流れでは、フライパンをコンロに置いたあと、油を手に取ることが多いですよね。そこで、油はフライパンと一緒のスペースに収納するのがおすすめです。
コンロ下の引き出しや棚にフライパンを収納する場合は、その一角に油も収納しておくと、フライパンと一緒に取り出すことができてスムーズ。
手に取りやすいということを考えると、油をコンロまわりに出したままにするのもひとつの方法ですが、コンロまわりは油汚れでベタつきやすくなるのがデメリット。掃除の手間を考えると、なるべく引き出しや棚に収納しておきたいところです。
また、スペースに余裕があれば、常温保存の調味料も油と一緒に収納すると便利です。
③玄関に紙用のゴミ箱
家が散らかる原因のひとつになる、“外から持ち込まれるモノ”。外から持ち込まれるモノの代表が、郵便物やチラシです。
帰宅時に郵便受けのものを取り出し、手に持ったまま家の中へ。そして何気なくダイニングテーブルに置き、そのままにしてしまうことはありませんか。外から持ち込まれた郵便物は、必要なモノ以外にも、不要な案内やチラシも多いですよね。
そこで、不要なモノを家に持ちこまないようにするには、玄関に紙ゴミ用のゴミ箱を置くのがおすすめです。郵便受けから取り出したら、不要な案内やチラシはその場でゴミ箱へ。不要なモノが家に持ち込まれなければ、散らかることもありません。
④洗面所にスポンジ
毎日何気なく使う洗面所は、意外と汚れやすい場所。特に洗面ボウルは、水垢や石鹸カスですぐに汚れてしまいます。
そこで、洗面所にはスポンジをスタンバイ。洗面ボウルの近くに、すぐ手に取れるようにスポンジを置けば、洗顔や手洗いのついでに掃除を済ませることができます。
あらためて掃除をしなくちゃと思うとタイミングを逃してしまいがちですが、毎日のルーティンに組み込んでしまえば、実際に掃除にかかる時間は数十秒〜数分で、それほど手間のかかるものではありません。
洗面所を使う時に目につき、すぐに手に取れる位置にスポンジがあれば、毎日掃除できて清潔を保てます。