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賃貸より安い!?  31歳単身、新宿区でマンションを購入した女性が「持ち家を選んだワケ」

ライフスタイル

30歳、まだまだ若いです。でも、20代の頃とは考えるべきことが変わってくるのも事実。仕事面では、経験を積んできたからステップアップすべき? 健康面では、不調が多いから生活習慣を見直すべき? 金銭面では、将来を見据えてもっと貯蓄すべき? ……どれも悩ましいですよね。そう、30歳は人生の節目のひとつ。これから豊かな人生を歩んでいけるように「30歳からの『わたし』のつくり方」を一緒に考えていきましょう。今回は30歳を機に単身で中古マンションを購入、リノベーションを経て新宿区にお住まいの女性にお話を伺いました。

迷っているなら、したほうがいい。

こうしてひととおりお部屋をご紹介いただいたのち、少し疑問に思うことがありました。それは「月々のローンの支払いは大変なのでは?」というところ。まひるさんの用意した予算は約3500万円。頭金のないフルローンをご希望でした。

「物件は築古を選び抜いて、約2500万円。リノベ費用は約1000万円です。35年のフルローンを組むと、月々の支払は約9万円。マンションの管理費などを合わせても、月々の支払は12万円弱です。この周辺の賃貸で同じレベルの物件を借りると15万円は下りません。『購入した方が安い』は本当なんですよ(笑)」

実際にマンションを購入し、入居されたのは2020年10月のこと。約3年この部屋で過ごしているたまひるさんは「『購入』を選んで本当によかった」と振り返ります。

リビングのランプシェードは一番のお気に入りポイント

「この部屋に帰ってくることが毎日とても楽しみなんです。疲れて帰ってくるときに、狭いワンルームに帰宅するのと、好きなものに囲まれ広々とした空間に帰ってくるのでは全然違いますね」

最後にまひるさんに「もし購入か賃貸かで迷っている人がいたら?」と聞くと……その答えは「しようかな、ならした方がいいです」というもの。

「女性がひとりで家を買うって、悪いことじゃないです。暮らしの質も上がるし、将来自分の財産になる。迷っているなら、自信をもって一歩踏み出してみてほしい。きっと自分が思っているよりはるかに楽しい暮らしがまっているはずです」

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(取材・文:山口真央、撮影:大嶋千尋)

※この記事は2023年11月21日に公開されたものです

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