こんとあき
林 明子 作・絵(福音館書店)1,430円
こんは、あきのおばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。あきが成長するにつれ、古びてしまったこんを治してもらうため、あきはこんと一緒におばあちゃんの家に向かいます。お互いがかけがえのない存在であるこんとあきの冒険の物語。
あさえとちいさいいもうと
筒井 頼子 作 / 林 明子 絵(福音館書店)1,100円
お母さんの留守に妹のあやちゃんと家の前で遊んでいたあさえは、あやちゃんを喜ばせようと夢中で道に絵を描いていました。ところが顔をあげると、いつのまにか、あやちゃんがいなくなっていて……。
げんくんのまちのおみせやさん
ほりかわり まこ 作 ・絵(徳間書店)1,540円
ひっこしてきたばかりのげんくんは、家のそばの商店街のお店を探検することにしました。さかな屋さんにおそば屋さん、おいしそうなコロッケを揚げている肉屋さん……。新しい町での冒険と出会いが楽しい1冊。
クリスマスプレゼントの候補にしたい1冊
サンタクロースとれいちゃん
林 明子 作・絵(福音館書店)605円
クリスマスの夜、れいちゃんは待ちきれなくなって、サンタさんを探しに外へ出て行きます。森のほうへ歩いていくと、サンタさんの姿が見えましたが、忙しそうなサンタさんはれいちゃんの問いかけにも気がつかず……。
まりーちゃんのくりすます
フランソワーズ 作・絵/与田 凖一 訳(岩波書店)880円
クリスマスが近づいて、マリーちゃんと仲よしの羊のパタポンは、サンタクロースの贈り物を楽しみにしています。いよいよ今夜は、クリスマス・イブ。暖炉のそばに木靴をおいて、ねむります。クリスマスを楽しみに待つ気持ちを味わえる1冊。
書店と図書館が三度の飯と同じくらい好きな読書好き新人ライター。会社員兼ライター、一児の母として奮闘中です。
「書店で絵本の表紙を眺めていたら、主人公の名前が冠されたタイトルが意外と多いことに気がつきます。私も親友の娘さんに、2歳のクリスマスプレゼントで贈りました。主人公がその子に見えてきて、愛着のわく1冊になったようです」
取材・文/秦綾佳
※掲載中の情報は2023年11月現在の内容です。