浴室は水気によるカビ汚れやピンクぬめり、シャンプーなどの泡の飛び散り、水垢による白いウロコ状の汚れなど、様々な汚れが発生する場所ですよね。浴室を常に清潔に保つのは大変なように感じますが、実はキレイな状態を維持するための方法がいくつかあります。この記事では、いつも浴室をキレイに保っている人たちが実践している「ついで掃除」のコツに注目し、手間をかけずに掃除を行う方法についてご紹介します。
浴室を常に清潔に保つコツは「ついで掃除」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。
浴室には、浴槽、鏡、壁や床などに様々な汚れが付着しています。放っておくとしつこい汚れに変化してしまい、掃除が大変になってしまいます。
掃除を楽に行うためには普段からのちょっとした軽いお手入れがキレイを維持する秘訣です。浴室掃除にわざわざ時間を取らなくても「ついで掃除」でできることがいくつかあります。
いつも浴室をキレイに保っている人は「ついで掃除」をすることで楽してキレイを維持しています。以下に、お風呂に入ったついでにできるお手入れ法をご紹介します。
⒈「浴室の鏡」にウロコ取り用のスポンジを置いておく
浴室の鏡は水滴が残ることで、白いウロコ状の水垢汚れが付着し、くもったガラスになってしまうことがあります。
水垢は放っておくとカリカリした固い汚れに変化し、強力な洗剤を使わないとなかなか落ちづらいものになってしまいます。そんな浴室の鏡に、ウロコ取り用のスポンジを置いておきましょう。
こちらは100円ショップに売られている浴室鏡用の「鏡にくっつくダイヤモンド配合ウロコ取り」です。こちらを使って、お風呂に入ったついでに気になるところをこすってみましょう。掃除にすぐ取り掛かかるためには、さっと取れる場所に置いておく習慣がカギです。
このスポンジは、グレイのスポンジ部分が鏡に引っ付くため、置き場に困りません。くるくるこする作業が楽しく、子どもたちも進んでやってくれますよ。
⒉「蛇口部分のカラン」は体を拭いたタオルで拭いておく
水垢汚れが目立ちやすい蛇口部分のカラン。お風呂上がりに体を拭いたタオルで拭くだけで、水垢汚れを予防できます。使用済みタオルで拭くという手軽なお手入れ法で、輝きをキープできますよ。
⒊「浴槽」はお風呂上がりのついでに洗っておく
浴槽は、体からの皮脂汚れ、入浴剤の残り、髪の毛などが付着しています。浴槽は使用後にすぐに洗ってしまう方が汚れが軽く、落ちやすい状態です。洗剤なしでも、軽くスポンジでこするだけでキレイになりますよ。
⒋お風呂上がりに「排水口」の髪の毛を取り除いておく
排水口にたまる髪の毛。そのまま放置しておくと、カビやぬめりが発生しやすく、ますます触りたくないものに……。お風呂上がりに排水口のゴミを取る習慣を持つことで、汚れがたまらずキレイを維持できます。
また、お風呂上がりには、排水口のふたは立て掛けておき、乾燥させるように心掛けましょう。湿気がこもらないようにすることで、カビ汚れ防止に効果的です。
⒌「浴室」を乾燥させておく
浴室使用後はしっかり乾燥させるために換気扇を回しておきましょう。
換気扇を使用している間は、浴室のドアや窓を閉めた方が湿気を迅速に排出し、浴室内の湿度を下げることができます。ある程度湿気が逃げた後は、浴室の窓やドアを開け、乾燥と換気をしておきましょう。