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次にくる美容トレンドはコレ!@cosme2023ベストコスメと2024上半期トレンド予測を深堀り[後編]

美容

先日、コスメの総合口コミサイト「@cosme」が「@cosmeベストコスメアワード 2023」「2024年上半期トレンド予測」を発表しました。

前編の記事ではそれぞれの発表内容を紹介しましたが、後編では働くアラサー女性に向けて今年の振り返りと来年のトレンド予測をさらに深掘りしていきます。

◆Check!

前編の記事はこちらから

https://woman.mynavi.jp/article/231212-4_12000673/

脱マスク、出社率の高まりがコスメの人気にも影響

今回は@cosmeリサーチプランナーの原田彩子さんにインタビュー。大人の女性の美容トレンドをより詳しく教えていただきました!

原田彩子さん

――今回、ベストコスメアワード総合ランキング入りを果たしたアイテムの中で、特にアラサー世代から支持されたアイテムは何でしたか?

@cosmeユーザーのボリュームゾーンがちょうどアラサー世代とかぶるので、発表内容はアラサー女性のトレンドを反映していると考えていただいて問題無いかと思います。

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その中でも、今年は昨年と比べて出社率も高まり、飲み会なども戻ってきているという話が見られ、働く女性たちの中で忙しい中でもきれいになりたいという思いがランキング結果にも表れているかと思います。

――今回発表された今年のトレンドの中で、スリープコスメは特に仕事もプライベートも充実させたいアラサー世代の味方ですね。出社率が高くなるとスキンケアや平日メイクにも影響があるかと思います。

総合第2位にランクインしたコスメデコルテの「リポソーム アドバンスト リペアクリーム」は、“プラス3時間寝た肌”というコンセプトにぴったりの、ふっくらとした肌になるという評価を得られているアイテムです。今のような乾燥が気になる季節でも非常にマッチするかと思います。

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また、同じコスメデコルテの「コスメデコルテ サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップ CC」が第10位に入っていますが、今年はTOP10にファンデーションが入っていないというのが特徴的です。

コロナでファンデーション離れがあり、それがまだ戻り切らず定着して新しい文化となっていることに注目しています。

口コミでは「下地以上ファンデ未満」というワードが今年伸びていますが、TOP10に入っている「クレ・ド・ポー ボーテ ヴォワールコレクチュールn」「コスメデコルテ サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップ CC」はそれを体現するようなアイテムといえますね。

使い心地が軽くて“塗った感”が無いけれど肌をきれいに見せてくれる部分が求められている部分とマッチしているのではないでしょうか。

――スキンケアのトピックスについて、今年アラサー世代で顕著だった肌悩みの傾向を教えてください。

今年に限っていうと、たるみやゆるみを気にする動きがみられました。マスクが取れて全体を俯瞰して見た時にたるみ、ゆるみが気になったという声が見られています。

アラサー世代だと本来はたるみよりもシミの方が気になる年齢かと思うのですが、今年に限って言えば年齢関係無くたるみ、ゆるみケアに力を入れた一年だったかなと思います。

――その傾向は“刺激コスメ”の人気にもつながっていそうですね。

刺激のあるコスメの人気には美容医療の影響が強いとお話させていただいたのですが、そこからの流れが期待されるかと思っております。

“塗るハイフ”などのキャッチコピーがついたコスメも話題になりましたし、総合順位には入っていませんがタンタンクリームという商品(DEW タンタンコンクドロップ)が下半期フェイスクリーム新人賞に入っているんですね。

その“タンタン”という言葉も肌のハリを表す韓国語からきていて、たるみケアやハイフなどを想起させて人気になっています。美容医療買いの流れは引き続き人気で、アラサー世代からも支持されていると思います。

来年は髪や体の内側からのケアも重視されそう

――ここからは2024年上半期のトレンド予測についてお話を聞かせてください。今回発表された5つのトピックスの中で、特に働くアラサーに関わってきそうな項目はなんですか?

「美髪課金」「ひとくち美容投資」はイメージしやすいのではないかと思います。

髪の自由化についてはまさに働く女性に深く関わってくるところですよね。今後もその流れはますます進んでいくと予想されますので、自分にあったヘアケアにアップデートしたいというニーズがマッチするのではと思います。

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