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セフレじゃなくて……メフレ!? 『ただの飯フレです』をレビュー[バイラ女子におすすめコミック]

エンタメ

漫画と猫が好きなライター・上村祐子がバイラ女子におすすめの漫画をピックアップ! 今回は、セフレじゃなくて……メフレ⁉ 『ただの飯(メ)フレです』をレビューします。

【出会い】マッチングアプリ【目的】食事の時間 な男女の物語

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©さのさくら/幻冬舎コミックス

学生を卒業し社会人となり、年月を重ねていくほどに“友達と会うハードル”が高くなっていくように思う。家族構成や働き方の違い、友達の数だけそれぞれの生活サイクルがあって、気づけば最後に会ってから数年……ということもざらにある。

本書で描かれるのは、主人公のオトナ女子・春川とマッチングアプリで出会った青年・真冬の“ご飯を食べるだけの友達=飯フレ”というありそうでなかった関係。一人じゃ行きにくいお店や“日常のちょっとしたこと”を共有できる時間の食事こそ誰と一緒にするかが大事な気がする。そんな相手が社会人になってできた二人がうらやましくもあるし、彼らの人間関係や会社での出来事に共感することもしばしば。気づけば“二人と飯フレになりたっ!”なんて思ったり。飯フレ、私も探してみようかな。

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『ただの飯(メ)フレです』
さのさくら著
幻冬舎コミックス 2 巻 737円

上司からのひと言で感じた“少しの違和感”もポツリと話せば気が楽になったりする。食事を通し描かれる“人と気持ちを共有しあうこと”への気づきが大充実。

これも気になる

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『ダイヤモンドの巧罪』
平井大橋著
集英社 4 巻 715円

怪物級に才能がありすぎる野球少年を描いた新感覚スポーツマンガ!
自分のせいで人が夢をあきらめるほど運動の才に恵まれた次郎は少年野球と出会う。才能があるが故の孤独、次郎の無垢な気持ち。次郎が誰と出会いどう成長するのか、行く末を見守りたい。

イラスト/chii yasui ※BAILA2024年2・3月合併号掲載

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