day10(G・H・I)話題の展示を観に都外の美術館へ
「足を延ばして遠出するなら張り切っておしゃれしたい。ビスチェとシャツのトレンド感満点の重ね着で、ちょっぴりアートな私を演出して(笑)」
day11(A・F)プレスルームでリース
「ゆるめのニットに足さばきのいいショートパンツを合わせたシンプルで簡単なワンツーコーデ。疲れて見えないように赤のパワーで元気を注入」
day12(B・D・J)銀座まで手土産を買いに
「襟つきニットのきちんと感を生かして、小粋なお店のムードに引けをとらない着こなしに。スカートのスリットでシックな配色も軽やかになります」
スーパーバイラーズ 森 理加さんの着回し
「平日も休日も、いつも同じようなコーデになってしまいます」スーパーバイラーズ 森 理加さん
森私がいちばん好きな着こなしは、シンプルなインナーとワイドパンツに派手めのカーデやジャケットを重ねる組み合わせなのですが、通勤服の自由度が高いこともあってオンもオフもワンパターンになりがち。カジュアルときれいめ、どちらもかなうワードローブにするのが理想です。
吉村自分の“好き”が確立しているのは素晴らしいことですが、その分やはり1と4のゾーンにやや偏っていますね。わかります、好きな服は集めちゃいますもんね(笑)。自分らしくいられるデザイン性のあるトップスをベースにするなら、合わせるボトムはきれいめなデザインにしぼるほうがいいはず。カジュアル色の強いワイドパンツは思い切って省きましょう!
森重ね着用のインナーも、こう見ると同じような色ばかり……。
吉村ベース服もレイヤード服もくすんだ色が多いから、重ね着しても同じ印象に見えてしまうのでは?4のゾーンは抜け感やメリハリを出してくれるような白タートルのみに厳選。そして2のきれい見えする服のゾーンは、土台となるカーデやジャケットと合わせにくいワンピースより、重ね着しやすく着回し力のあるキャミ型オールインワンのほうがよさそうです。
森初挑戦のアイテムですが、こんなふうにきれいめなデザインならワンピースと同じ感覚で着られるし、通勤にも使えそうですね。
吉村そしてお悩みの“ワンパターンな印象”は、3のゾーンの冒険アイテムを一つ増やすことで解消する気がします。新鮮なバランスを作れるショートパンツは生かし、堅苦しく見えない落ち感のあるシャツを新たに投入。ニュアンスのあるベーシックカラーを選べば派手めなはおりともなじむし、柔らかいから上にも下にも重ねられる。一枚あるときれいめコーデがぐっと簡単になるし、森さんらしいレイヤードの幅も広がります。
1 自分らしい“心地いいバランス”を作る服
派手めトップスはややカジュアル感が強めだから、ボトムはきれいめ一択。ラフな素材感の2着は外して、主張のあるトップスとも上品になじむ白パンツのみをキープ。
A イエローのジャケット
B ショート丈の柄カーディガン
C ニット素材のビスチェ
D 白のきれいめストレートパンツ
【OUT!】
2 着るだけで勝手にきれいに見せてくれる服
カジュアルトップスも品よく見せるタイトスカートは残して、汎用性の低いワンピはどちらも断捨離。代わりに着回し力のある美シルエットのオールインワンを。