day4(C・D・H)落ち着いた色合わせならハイセンスな重ね着も簡単
「しなやかな素材のシャツはビスチェと重ねても、もたつかずきれいな印象。コーデは色数をしぼったほうがすっきり見えます」(吉村さん)。「シャツがこんなに使えるなんて意外でした。真似したい!」(森さん)。カチューシャ¥8250/フーブス(イリスフォーセブン) バッグ¥38500/オソイ 靴¥57200/ザ・グランドインク(ロランス)
day5(A・D・I)“おしゃれな人”を印象づけるアイシーなきれい色コーデ
「ジャケットのペールイエローにトーンを寄せて全身をまとまりよく」(吉村さん)。パールネックレス¥38500(ピモンテ)・靴下¥3960(ピエール マントゥー)・靴¥59400(ネブローニ)/ピモンテ ゴールドネックレス¥17600・バングル¥15400/アルティーダ ウード バッグ¥247500/トヨダトレーディング プレスルーム(ボーイ)
day6(B・E・H)シャツの端正さをのぞかせて同僚とランチミーティング
「カジュアルな柄カーデはシャツ合わせも素敵。タイトスカートのIラインで全身バランスをすっきり仕上げつつ、女っぽくまとめました」(吉村さん)。「シャツなのにかっちり見えず、休日にも取り入れられそう」(森さん)。バッグ¥48400/オソイ ストッキング¥1210/タビオ(靴下屋) 靴¥30800/ダイアナ 銀座本店(ダイアナ)
「似た役割のアイテムを整理して着回し力のある服を足したら手持ち服が驚くほど違う印象に。“新しい私”に出会えた気がします」
スーパーバイラーズ 泉ひとみさんの着回し
「ときめきで選んだ服が“タンスの肥やし”になりがちです」スーパーバイラーズ 泉ひとみさん
泉普段は「コンパクトなゆるニット×ハイウエストボトム」の組み合わせが、私らしくて落ち着くバランス。ただ、インパクトのある服が好きで、直感的なときめきで購入してはうまく合わせられず持て余してしまいます。
吉村泉さんのワードローブを分類してみると、おっしゃるとおり3のゾーンの存在感のある冒険服が多め。さらに2のゾーンが1着のみ、4のゾーンはゼロと極端に偏りがあるのが一目瞭然です(笑)。
泉そうなんです。3のゾーンの服は本当に着回せなくて……。
吉村泉さんのクローゼットが回らないのは、このゾーンが多すぎるのがきっといちばんの原因。上も下もインパクトある服ばかりだと合わせにくいので、ここは潔く、より今っぽさのあるボトムだけにしぼってみましょう。
泉ミニスカートとラメスカートの両方に似合うトップスがないですね。こうして俯瞰できるようにしていただくと自分でもよくわかります。
吉村泉さんに逆に不足しているのは、まずは2の勝手にきれいめに見せてくれる服のゾーン。何も考えず着るだけでサマになるシンプルなハイゲージニットがあると、ミニスカートやラメスカートのような存在感のあるボトムも大人らしく着られて回りだすので、ここに投入しましょう。
泉普段はワンツーコーデが基本なので、あまり重ね着が得意ではなくて。私に必要なのは、どんなレイヤード服でしょうか?
吉村確かに4のゾーンが空っぽです(笑)。1のゾーンにあるように、泉さんのベースはネックラインがあいた女っぽいニットたちなので、ワンツーで着ると“やりすぎ”感が出がちのような。おすすめはクルーネックの白ロンT。ゆるニットの下に仕込めば、肌見せ面積を微調整しつつ派手めボトムとの“緩衝材”にもなって、今よりコーデがしっくりくると思います。
1 自分らしい“心地いいバランス”を作る服
パンツスタイルながら、フェミニンな雰囲気の着こなしが泉さんのベース。どれも着回しがききそうなので、こちらのゾーンのアイテムは省かずにそのままキープ。
A 淡イエローのシャギーニット
B パウダーピンクのショート丈ニット
C ハイウエストの白パンツ
D ハイウエストのブラックデニム
2 着るだけで勝手にきれいに見せてくれる服
疲れた日も顔まわりを華やかに見せてくれるエアリーな袖コンブラウスにプラスして、冒険服にもさらりと合わせられるシンプルシックなダークグレーのタートルニットを。