お金が貯まらない、稼ぎも少ない…といった、お金に関するさまざまな悩み。実は日頃の何気ない行動が、”お金”を遠ざけてしまっているかもしれません。今回は、コツコツと日頃の正しい行いや資産を積み上げて億万長者になった佐藤拓司さんに、お金を遠ざけるNG習慣を5つ教わります。
金運はちょっとした習慣でUPする!?
「お金に縁がない、お金が欲しい」と思って色々なことを試しているあなた、ちょっと待って! その行動が、実はかえってお金を遠ざけてしまっていることもあるかもしれません。
今回は、自身の成功体験をもとにした金運気学に関する入門書「お金持ちになれる『金運カエル』の育て方:気学的人生設計のすすめ」の著者で、年商5億円、個人資産3億円を築き上げた佐藤拓司さんに、お金を遠ざけるNG習慣をうかがいました。
正しい習慣も同時にうかがいましたので、ぜひNG習慣を正してお金を引き寄せましょう!
実は逆効果だった!? お金を遠ざけてしまう習慣5選
NG1. 神社で「お金が増えますように」とお願いする
佐藤さん 神社では、お金が増えてブランドバッグが買えますように…といった、自分のための願いごとは避けましょう。むしろ感謝や謙虚さの気持ちを表現することが肝心です。しかし「自分のための祈願はNG」という意味ではありません。自分の合格祈願や病気の平癒祈願をすることは問題ないからです。ただ、それを行う際には謙虚さと日頃の感謝の心を忘れずに持ち、他者への思いやりも大切にしましょう。
NG2. 「お金は悪いもの」というイメージを持っている
佐藤さん お金が貯まらない人の多くは、「お金は悪いもの」というネガティブなイメージを持っています。しかしそれでは金運を引き寄せられないので、お金をポジティブなリソースとしてとらえることが大切です。
「お金には、私たちの夢を叶える魔法の力があるんだよ!」
「私、お金を使って人を笑顔にするのが大好き!」
「お金ってすごいよね、私たちにたくさんのチャンスをくれるから!」
「私、お金を上手に使うことで、もっと幸せになれるんだ!」
「お金は私の夢の大切なサポーター!」
これらのフレーズは、お金に対するポジティブなイメージを抱くのに役立ちます。
NG3. 財布に不要なレシートやポイントカードなどをためこみ整理整頓されていない
佐藤さん 財布の中に不要なレシートやポイントカードなどを溜め込んでいませんか? お金が舞い込んでくる財布にするために重要なのは、中身を定期的に整理し、不要なレシートや使わないカードなどは取り除くことです。整理整頓された財布は、金銭的な整理整頓を象徴します。
財布の中身はその人のライフスタイルや必要性に応じて異なりますが、頻繁に使わないカード類は財布から取り出して、必要な時だけ持ち歩くのがよいでしょう。財布がすっきりすることで、金銭管理に対する意識が高まり金運がUPします。
NG4. 「お金がない」「稼げない」などのネガティブな口癖を言う
佐藤さん 「お金がない」「稼げない」といったネガティブな口癖は避け、代わりに「お金は増えていく」「豊かになる」といったポジティブな言葉を使いましょう。
また「私は豊かになる」と自分自身に言い聞かせ、具体的な金銭的目標を設定し、その目標を達成している自分を想像して喜びを感じるのもおすすめです。
他にも「賢くお金を増やそう」とマインドセットして、定期的な貯蓄や投資を始めたり、「収入を増やすための新しい方法を見つけよう」と、副業や趣味を収入源に変える方法を探ったりするのもよいでしょう。ポジティブなマインドセットと具体的な行動が、金運アップの鍵となります。
NG5. 「安いから」という理由で買い物をすることが多い
佐藤さん 買い物のときには「安いから」という理由だけで購入するのではなく、その物の価値や必要性を考慮しましょう。価格と価値のバランスを考えることが重要です。
お金持ちは買い物のときに値札を見ないことが多いのですが、さすがに見ないわけにはいきませんよね。大切なのは、自分の財務状況に合わせた賢い消費習慣を身につけることです。買い物に行く前に予算を設定したり、ものを購入する前に「この商品は私の生活にどれだけの価値をもたらすのか?」と自問して価値を確認することをおすすめします。
節約と投資の適切なバランスを見つけ、長期的な財務的安定を目指しましょう。
お金に対する心のもち方や日々の習慣が重要
ーー最後に、お金を引き寄せるためのまとめのアドバイスをいただきました。
佐藤さん 金銭的な豊かさを達成するためには、単にお金を稼ぐことだけでなく、お金に対する心のもち方や日常の習慣が重要です。今回ご紹介した習慣によってお金に対する健全なマインドセットを築くことは、結果として金運を向上させる助けとなります。日々の小さな習慣が、長期的な金銭的な成功に大きく寄与することを忘れないでください。
ーーもう少し詳しく知りたいという人は、佐藤さんの著書に触れてみるのも良いのではないでしょうか。
Information
佐藤 拓司(さとう・たくじ)さん