「好きだけど別れる」はある？好意があるのに別れた体験談

好きだけど、別れた。未練がありながら別れた人たちの、悲しい経験談とは…。

たまに耳にする「好きだけど別れる」。愛情がある相手と離れる決断は、そう簡単ではありませんよね。いったい、どんな理由で別れることを決めたのでしょうか？

相手にまだ好意があるのに別れた人たちに、fumumu取材班が話を聞いてきました。

「学生時代から交際していた彼氏と、社会人数年目でお別れしました。昔は、この人とずっと一緒にいる！　と思っていたんですけどね。
大人になるにつれて、考えかたのズレが大きくなってしまったんです。それでも好きな気持ちはあったから、年齢が若かったらまだ一緒にいたかったな。でも、私は将来的に誰かと結婚したくて…。
『この人とは結婚を考えられない』と思ったことが、別れのきっかけになりました。付き合うことと、結婚って、やっぱり多少の違いはあるんだと思います。恋愛はできても、一緒に年を重ねたいとは思えない相手でした」（20代・女性）

「ラブラブに過ごしているときは大好きだけど、一緒に出かけると喧嘩ばかりの人が過去にいました。ふたりだけで過ごしているときは、なんの問題もないんです。
楽しく会話もできるし、体の相性もよかったし。でも、たとえば飲食店で食事をするだけでも、あっちは店員さんにぶっきらぼうな態度。反対に、私は愛想よくしたいタイプ。
お互いに相手の態度にイラッとして、食事のたびにプチ喧嘩になっていました。まだ恋愛感情はあったけど、価値観の違いを埋めることができずに、最終的にはお別れしました」（20代・女性）

「恋人のことが信じられず、私が耐えられずに別れたことがあります。その人には、過去に浮気をされたことがあったんです。
相手もすごく反省して謝ってくれたし、また付き合うことになったんですけど…。どうしても疑ってしまって、だんだんと疑心暗鬼に。一緒にいても、心が休まることがなくなってしまったんです。
向こうには別れたくないと言われたし、正直私も未練はありました。でも、これ以上そばにいても惨めな気持ちになるだけだと思って。別れたことは、今でも後悔していません」（20代・女性）

一緒にいて苦しくなるなら、たとえ好きでも離れたほうがいいのかもしれません。

別れは痛みを伴いますが、一時的な傷を受け入れることで、明るい未来が開ける場合もありそうですよ。