部屋の片付けでモノと向き合ったときにモノを手放すかどうか迷ってしまい、片付けが思うように進まないという方も多いのではないでしょうか? そこで、モノを手放すか迷ったときに、ご自身に問いかけたい3つの質問をご紹介します。ご自身に質問を問いかけてモノを手放す理由が明確になれば、思い切って手放すと決断できるのではないでしょうか? 是非参考にされてください。
理想とする自分はそれを持っていますか?
あなたがこう在りたい、こんな風になりたいと思っている理想とする自分は、それを持っていますか? なんとなく……、流行っているから……、安かったから……という理由で持っているモノを「理想とする自分」は持っているでしょうか?
モノの持ち方は、自分自身の在り方にも通じます。モノと向き合うことは自分自身と向き合うこと。どんな自分で在りたいのか? 理想とする自分と暮らしをイメージして、その視点で改めてモノと向き合ってみましょう。
5年後、10年後も持っていたいですか?
今手にしているモノを、これから先5年後、10年後も持っていたいですか? 長く大切に持ち続けたいと思うモノに囲まれた暮らしを送れたら、どんなに素敵でしょう。手になじむ道具、目にするだけでうれしいインテリア雑貨、袖を通すと嬉しくなる洋服、5年後、10年後も持っていたいか?
改めてモノの持ち方を考えてみましょう。暮らしはずっと続いていくもの。暮らしを育てていくために必要で、大切なモノを選んでいきましょう。
手放すことで起こるメリットとデメリットは?
モノを手放すことで起こるメリットを考えてみましょう。例えば大きな家具だったら、空間が生まれて部屋の空気が軽やかになり掃除がしやすくなります。メンテナンスが必要なものであれば、メンテナンスの手間を手放すことができるので、モノを手放すことで時間を生み出すことができます。
反対に、手放すことで起こるデメリットについても考えてみましょう。手放そうかな……と迷うモノには、少なからず、何かしらの違和感を感じているはず。その違和感にフタをしないでしっかりと向き合うことが大切です。メリットとデメリットの両方の視点からモノと向き合ってみて、メリットの方が多いようであれば、手放すことを選択してもよいのはないでしょうか?
モノを手放すか迷ったときに、ご自身に問いかけたい3つの質問をご紹介しました。ご自身に質問を問いかけてモノを手放す理由が明確になれば、思い切って手放すと決断できるのではないでしょうか? モノを手放すことで空いた余白を、ご自身のために使うことができます。
その余白は手放した先で得ることができるものです。モノに振り回されるのではなく、人が真ん中にある暮らしは片付けたその先にあります。自分自身が在りたいように、気持ちよく過ごせる暮らしを目指して、ぜひモノを手放すことを恐れず片付けを進めてください。