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見た目とのギャップに驚き!リピ間違いなしの北海道のソウルスイーツ「モンモオ」[旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!]

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光と影の魔術師 安藤忠雄建築。トマムに静かに佇む美術館のような「水の教会」

少しずつ春の訪れを感じられるようになってきました。寒さが厳しい北海道にも旅行に出かけやすくなる時期でもあります。

以前、友人と北海道に行った時にどうしても寄りたかったのが安藤忠雄建築の「水の教会」。星野リゾートリゾナーレトマムの敷地内にあります。もともと教会建築が好きなのですが、あまりにも美しい教会としてオススメだと聞き、いつか行ってみたいと思っていました。安藤忠雄氏といえば、日本を代表する建築家の一人。独学で建築を学び、コンクリート打ち放しと光と影をあやつる設計を中心に既成概念を打ち破るような斬新な建築を次々と世に送り出してきました。今も日本だけでなく海外でも活躍し続けている建築界の巨匠です。幼少期から長い年月を過ごした生家での厳しい住環境や、中学生時代に増築工事で天井をはがしたときに差し込んだ光により普段見慣れた薄暗い室内を一変させたことに衝撃を受けた経験が、後の代表作へと色濃く反映されているそう。

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水の教会の入り口の長いアプローチでは水の音が小さく聞こえるけどなかなか水を見ることができず、人々の期待感を高めます。壁を越えると視界が開け、水盤が目に飛び込んできます。すっきりとした佇まいが小さな美術館のようでもあります。

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十字が四つ向かい合っているガラス張りの箱。この箱から円弧状の暗い階段を降りていくと礼拝堂につながります。目の前に再び水盤が広がり、大きな十字架が現れます。

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「式の最中に、迷い鹿が親子で湖に現れることもあるんですよ」とスタッフの方が教えてくれました。「水の教会」は野生の森に囲まれ、季節によって様々な表情を見ることができます。春から夏は緑に覆われ、冬は一面銀世界に。黒い十字の大きな一枚扉がゆっくり開かれると、そこは大きな一つの絵のようにも見えます。静かに風に揺れる水面がとても美しく、水や風、鳥の鳴き声などを聞きながら、自然と交感することができるのです。開放感に言葉を失い、視覚だけでなく五感に訴えかけてくるものを感じます。教会なのにまるで美術館のよう。

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実は「水の教会」以外にも、安藤氏は「光の教会」と「風の教会」を作っています。安藤忠雄建築に共通しているのが「いつもドキドキさせられる」こと。見る人の感情をコントロールし、驚きと感動を引き出してくれます。

教会を見学希望の方はこちらから詳細をご確認いただけます。

こちら

見た目とのギャップに驚き!愛おしいレトロデザイン、北海道のソウルスイーツ「モンモオ」

「水の教会」から車で2時間半ほど移動した滝川市にある「おかだ菓子舗」。ここには1日に1000個売れることもある、北海道で45年以上も続くソウルスイーツがあるとのこと。その名も「モンモオ」。ちょっと発音しにくいような不思議な名前。

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牛さんのイラストと金色のロゴや木のデザインのトーンがいろいろで、昭和を思わせるレトロなパッケージ。愛おしさを感じます。

このレトロパッケージをひとつ手に取るとしっかりとした重みを感じます。中からはお芋のような丸みのある「モンモオ」が。思ったより表面が柔らかくとても繊細です。

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見た目はシンプルですが、このお菓子、あまりの香りの良さと美味しさに驚き、すぐに取り寄せられないか調べたほど。

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中身は白餡のお菓子なのですが、名前やパッケージからは想像もできないほど柔らかく、バターいっぱいの香り豊かな白餡の滑らかな舌ざわりは衝撃で、しっとり、いや、もはやねっとり!コクのあるバターの風味と上品な甘さはリピート間違いなし。皮はとても薄く、ほのかに塩味と香ばしさがあり、白餡との相性が抜群で、和風かと思いきや洋風のような味わいです。ここまで見た目と味とのギャップに驚いた焼き菓子は初めてです。

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「おかだ菓子舗」のお菓子は安心・安全なお菓子づくりを心がけているのだそう。「モンモオ」も小麦粉、砂糖、白餡、鶏卵、バター、醤油、サラダオイルとシンプルな材料。少し温めて食べても◎。

北海道といえばお土産天国。いつも購入するお土産に悩んでしまいます。しかしこの「モンモオ」は地元滝川市以外では実はあまり知られていないのだそう。最近は新千歳空港にも置いてあるとのことでしたので、次回札幌に行く際には迷わず再び購入したいと思います。

身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
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