旅行に行った時、会社や友人へのお土産って悩みますよね。せっかく買うなら、「センスいい」って言われたいもの。47都道府県・海外30都市を旅行した旅ライターの小浜みゆが、働く女子におすすめのお土産を目利きします。
別府や湯布院をはじめ、癒やしの温泉旅ができる「大分県」。大分の空の玄関口「大分空港」では、大分名物にまつわるさまざまなお土産を購入することができます。今回は温泉旅行を楽しんだ後に買いたい、大分のお土産を4つご紹介。特産品「かぼす」を使ったジャムや、レトロかわいいお菓子がおいしかったです!
創業135年。老舗菓子店の銘菓「ビスマン・ダクマン」
大分空港内に並ぶお土産を見ている中で、私がレトロなパッケージに惹かれ手に取ったのが殿畑双葉堂「ビスマン・ダクマン(6個入り 1,040円)」。殿畑双葉堂は1889年創業の歴史ある中津市のお菓子屋さんで、ビスケット饅頭の「ビスマン」とダックワーズをベースにしたビスマンの兄弟菓子「ダクマン」が3個ずつ入っています。
刻印が押された「ビスマン」は黄身餡をビスケット生地で包んだ優しい風味。「ダクマン」はビスマンの黄身餡とバタークリームをダックワーズでサンドしていて、ほわほわのダックワーズが幸せになれる食感……! 特にダクマンはありそうでほかにない味わいで、大分空港に行ったらぜひ試してほしいお菓子です。
懐かしさを感じる大豆のヘルシースイーツ「豊後銘菓やせうま」
突然ですが、大分には「やせうま」というご当地スイーツがあることをご存じでしょうか? 小麦粉で作っただんごに、きなこや砂糖をまぶして食べる郷土料理で、それをアレンジしたお土産がやせうま本舗・田口菓子舗の「豊後銘菓やせうま(5個入り 756円)」です。竹皮モチーフのパッケージの結び紐は大分県の特産品「七島藺(しちとうい)草」を使用し、ひとつずつ、手で結んでいるそう!
郷土料理の「やせうま」との違いは、小麦粉不使用で求肥を用いた和菓子ということ。国産大豆の風味をふんだんに感じられるヘルシースイーツとなっています。食べてみると、とっても柔らかく、縁側で日本茶を飲みながら味わいたい懐かしさ……。マンション住まいの私には到底かなわないシチュエーションですが、心の底からほっこりする懐かしい味でした。
・やせうま本舗
HP:https://yaseuma.com/
大分県佐伯市の「マリンレモン」が香るケーキ
減農薬・減化学肥料栽培で、皮ごと食べられる大分県佐伯市の特産品「マリンレモン」。マリンレモンを生地にたっぷり練りこんだレモンケーキが、お菓子のうめだの「マリンレモン(3個入り 702円)」です。特産品のマリンレモンは黄色く熟す前の青い状態で収穫するのが特徴で、青いレモンがデザインされた袋もかわいい!
レモンケーキは形もレモン型。しっとりとした生地とレモンの爽やかな酸味が広がる、とてもリッチな味わいです。レモン果汁だけではなく、きざみレモンが入っていて、マリンレモンの魅力をダイレクトに感じられるようなケーキでした!
・お菓子のうめだ
HP:http://www.ginjyo-an.jp/
大分といえば「かぼす」。空港限定のはちみつ
蜂の音「かぼすはちみつ(3本セット 1,620円)」は大分空港限定のお土産。「大分のかぼすはちみつ」「大分のかぼすジャム」「大分の百花はちみつ」のミニサイズがセットになって販売しています。ちなみに「かぼす」は、全国の生産量のうち9割が大分県という、大分の特産品!
「大分のかぼすジャム」ははちみつをベースに、かぼすの皮や果汁がたっぷり入ったジャム。はちみつの甘さと青々としたかぼすがちょうど良いバランスで、そのまま食べても、ヨーグルトにかけても、パンにつけてもおいしかったです。「大分のかぼすはちみつ」もかぼすの風味がふわりと香り、大分県ならではのはちみつでしたよ。
・蜂の音
HP:http://www.hachinone.com/