友達は多いほうが良い? つい気にしてしまう問題ですが、マツコさんの持論がグッときます…。
新生活シーズン、新しい環境で友達ができるか、人間関係に不安を抱えている人もいるはず。
このデリケートな問題にタレントのマツコ・デラックスさんは、以前番組でこんなことを語っていました。
■関わる人が少ないと「心が健やか」
話題になったのは、昨年10月放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)にて、作家・小笠原洋子さんのコラム『74歳、持たないひとり暮らしが「とにかく楽しい」。仕事や友人関係も捨てて得たもの」を取り上げた際の一幕。
マツコさんは「モノと友達に関しては、私は今相当シンプルだから楽」だと話し、「何か物事を考えるとき、“嫌だな”と思って考えていることって、絶対に他者が関わっているのよ。だから、他者をできるだけ少なくすることが、どれだけ心が健やかになるかって、今感じてる」と持論を述べました。
■女性の6割超、“友達が少ないメリット”実感
そこで、fumumu編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「友人関係」に関する意識調査を行なったところ、全体で59.5%の人が「友達が少なくて良かったと感じた経験がある」と回答。
男女別に見ると、男性55.3%に対して女性は64.1%と、多くの女性が“友達が少ないことのメリット”を感じた経験があるよう。
■友達は「そんなものでいい」くらいに考える
子供の頃から「友達と遊んでいるより、テレビを観ているほうが楽しかった」タイプだったというマツコさん。
2022年6月の放送にて、“一生モノ”と言えるような友達がいないと悩むネット上の投稿が紹介された際にも、マツコさんは「一生ものって考えちゃうと、すごい大変になる」とし、「そのときに必要と思った人を大事にして、もし、こじれてダメになったらまた次の人にいけばいい。…って言ったら、すごい極悪人みたいな言いかただけど」。
「絶対に、楽な気持ちでいたほうが良くない? 友達なんてそんなものでいいって思っていたほうが」と話し、このコメントも多くの反響を呼びました。
■ネットでも「少ないほうが楽」の声
この問題については、インターネット上でも「友達とか関わるの少ないほうが何事も起きないし楽だよ!」 「あんま友達多くてもまんべんなく絡めないから友達は少ないほうが楽かもしれない」 「『私、友達少ない』って言えるようになって楽 変なプライドってないほうがいい」といった声が。
その一方で、なかには「昔は友達や人間関係は少ないほうが楽だろう、と偏屈に考えていたけど、年取るごとに孤独感がやばくてそうも言ってられなくなってきた」といった声も見受けられ、ライフステージによって“友達”への考えかたが変わってくるのかもしれませんね。