ベースメイクのファーストステップとなる化粧下地。年齢とともに気になる、乾燥や皮脂、くすみや毛穴などの悩みにアプローチし、ファンデーションのノリや持ちをよくしてくれることから、何を選ぶかが重要になってきます。今さら聞けない化粧下地のあれこれや、トレンドに敏感なVERY読者愛用のおすすめアイテムもご紹介します!
そもそも化粧下地って?
撮影/嶌原佑矢〈UM〉
化粧下地とは
化粧下地は、肌を均一に整えファンデーションをより肌に密着させてくれる効果から、メイクのファーストステップとして使われます。UVカット効果があるものもあり、色ムラを均一にしたりトーンアップさせたりするものもあるため、産後やリモートワークの日など、家での時間が長い日や、スーパーなどワンマイルのお出かけにベースメイクを化粧下地のみ、もしくは化粧下地+フェイスパウダーだけで完了させるのもアリです。
なお、商品によっては「プライマー」「メイクアップベース」と呼ばれるものも。
化粧下地は絶対必要?
年齢とともに紫外線や乾燥などの外的要因を受けやすくなったり、シミや色ムラが目立つようになったりするため、メイクで肌を均一に整える必要性が出てきます。そのためにファンデーションを大量に使ったり、厚塗りしてしまうとかえって老けた印象に……。厚塗りしてしまうと、特に夏場は汗で崩れやすいのも問題。したがって、化粧下地で肌の均一性を出したり皮脂量をコントロールしてから、ファンデーションは薄く塗った方が、自然でキレイな仕上がりになります。
日焼け止めと化粧下地の違いは?
日焼け止めと、日焼け止め効果もある化粧下地の違いは、前者がUVカット効果をメインにしているのに対し、後者は日焼け止め効果がありつつも、ファンデーション前のベース作りがメインであるところ。最近は肌をトーンアップさせるなど、化粧下地に近い日焼け止めもあり、その違いはシームレスになりつつあります。なお、併用する場合は日焼け止めを先に塗るのが一般的です。
化粧下地ができること&おすすめアイテム
紫外線から肌を守る
肌の老化を最も加速させやすい外部要因である紫外線。シミやそばかすはもちろん、シワやたるみの要因にもなる怖い存在です……。化粧下地にはメイクの仕上がりを良くするだけでなく、紫外線カットの役割もあるものが多数あり、日焼け止め代わりに使えます。
おすすめは…
シャネル/ル ブラン ラ バーズ レジェール
薄いパールのヴェールをかけたような印象の肌に。SPF40/PA+++に加え、高温多湿な気候に合わせて開発されたというエアリーな質感は紫外線が気になる季節に心地よく使えます。繊細なローズカラーで、白浮きしないのも◎。
乾燥を防ぎ、ファンデーションをより密着させる
笑ったときなどに、ファンデーションにピキッと亀裂が走るような乾燥肌にこそ、化粧下地は必須。目元など肌が薄く小ジワができやすい箇所こそ、化粧下地でうるおいと均一感を。保湿効果の高い化粧下地は、乾燥から1日肌を守り、メイクの持ちも良くしてくれます。
おすすめは…
ETVOS/ミネラルインナートリートメントベース
オリジナルブレンドの植物オイルと、うるおい肌が持続する処方で、乾燥小ジワをカムフラージュ。敏感肌にもフレンドリーな処方で石けんオフできるから、リモートワークやワンマイルお出かけの日にもぴったりです。ナチュラルカラーの「クリアベージュ」、トーンアップカラーの「ラベンダーベージュ」に加え、赤みなどの色ムラをカバーし透明感を与える「ポーセリンベージュ」がこの秋新登場します。
皮脂をコントロールしてメイク崩れを防ぐ
皮脂やテカリは若い世代の悩みと思われがちですが、乾燥から水分を保持しようと皮脂が過多になってしまう傾向の30代40代も多いもの。そんな肌タイプの人は、乾燥による皮脂分泌にアプローチする、皮脂くずれ防止下地を選びましょう。
おすすめは…