心ときめく雑貨やスイーツに目がないライター轟木愛美が、今おすすめの手土産をご紹介する連載。
「初めまして」の挨拶や、お世話になっている方への御礼、友人との食事会などにぴったりなアイテムをご紹介していきます。
福岡に行ったらやりたかったこと「福岡空港でしか買えないキュートなひよ子をお土産に」
普段スポーツ観戦や好きなアーティストのコンサートで全国各地を飛び回る私ですが、意外とこれまで行く機会がなかったのが福岡。それだけに福岡でのTO DOリストは増える一方。
しかしこの夏、ついに福岡に行く格好の機会が。ただし滞在はわずか36時間。そんなハードなスケジュールでも是が非でも手に入れたかったのが今回ご紹介する福岡空港限定の「ひよ子」のお菓子です。
「ひよ子」は福岡土産?東京土産?
ここで、「ひよ子」って東京土産では?と疑問を抱いた方もいらっしゃるはず。
確かに東京駅を歩いていると「東京 銘菓ひよ子」という看板をよく目にするため、私も上京当時は混乱しました。
もともと「ひよ子」は、今から100年以上前に福岡で誕生したお菓子でしたが、全国の方に味わってもらいたいという思いから、東京オリンピックを機に東京に進出。そこから知名度をぐいぐい上げ、東京銘菓として親しまれるように。当初の思いが実を結び、今や東京、福岡の二大都市を代表する銘菓となったのでした。
ちなみに、どちらも使う材料や製造工程、使用する型は一緒。ただ気候や湿度の違いからふくらみ方が少し異なり、東京のほうがふっくらしているそうで……(!)。両方買ってそのフォルムを比べてみるのも楽しそう!
福岡空港限定・ひよ子が買える場所
今回ご紹介する福岡空港限定の「ひよ子」が買えるのは、国内線の旅客ターミナルビル 2F「SWEETS HALL」内にある「L'UNIQUEひよ子(リュニックひよこ)」。
場所は空港線の地下鉄乗り場から2階行きのエスカレーターを降りた目の前、とアクセス抜群。フライトまで時間がないときでも安心です。
ちなみにこの「SWEETS HALL」には、「「L'UNIQUEひよ子」以外にも九州を代表する名店が勢ぞろい。
「ひよ子」と並ぶ福岡土産の定番「チロリアン」のほか、福岡初出店となる熊本や宮崎の名店など、ここに行けば九州の最新トレンドをまとめてチェックすることができるはず。フライト前に立ち寄りたいおすすめのスポットの一つです。
L'UNIQUEひよ子(リュニックひよこ)
そんな九州を代表する名店がひしめく中でもひときわ目を引くのが、「L'UNIQUEひよ子(リュニックひよこ)」。
唯一無二という意味をもつ “L'UNIQUE” の名のとおり、通常の店舗とはイメージをガラリと変えた商品展開とディスプレイが特徴。
売り場は「ひよ子」の120年の歴史を表す象徴として “能舞台” をイメージ。店舗の壁に埋め込まれた金色に輝くひよ子が目印です。
【福岡空港限定】纏衣ひよ子
纏衣ひよ子 3個入/994円
「L'UNIQUEひよ子」の看板商品が、こちらの「纏衣ひよ子」。
通常の生地にショコラの衣を纏った唯一無二の「ひよ子」。食べやすいよう従来の2/3のサイズで、少しこぶりな見た目がなんとも愛しい。
ラインナップは3種類。
3個入りはオリジナルの巾着、6個、9個入りは重箱風の高級感のある箱に入っており、どちらもアフターユースも楽しめそう。
今回はスーツケースの容量と相談して3個入りをチョイス。
金色の和紙にひよ子と松が描かれた煌びやかなパッケージ。
パリッとした食感のチョコレートと、しっとり食感の白あんの組み合わせが絶妙。
そしてビターなチョコレートと白あんのコンビは言わずもがな、相性抜群。
誰もが知っているブランド、かつ特別感も出る華やかなパッケージ、さらに全世代に喜ばれそうな味わいとあって、あらゆるシーンの手土産に活躍してくれるはず。
【福岡空港限定】空飛ぶひよ子ファミリー
「L'UNIQUEひよ子」で手に入る福岡空港限定商品は「纏衣ひよ子」以外にも。
空飛ぶひよ子ファミリー/1,137円
それがこちらの「空飛ぶひよ子ファミリー」。
博多駅限定で販売されている「ひよ子家族」の空港バージョンの商品です。
このシリーズは、大きさの違う四つの「ひよ子」がぎゅぎゅっと集まったなんとも可愛らしい商品。
大きさ順に「父ひよ子」「母ひよ子」「兄ひよ子」「妹ひよ子」の4匹家族。
「兄ひよ子」が通常の「ひよ子」にあたるもので、それ以外のご家族はすべて手作り。そのため一日の販売数量が限られているのだとか。
家族がお行儀よく並んできた箱の内側には、ひよ子型の雲が……!