猛暑は何とか乗り切ったものの、今はその疲れがドドッと押し寄せている時期。倦怠感や不眠など不調を感じていませんか?そんな時は「マインドフルネス」で心身の疲れをリセット!“何だか辛そう、続かなさそう”というのは昔の話。最旬のやり方をレッツTRY!
日常生活でもマインドフルネスは取り入れられます
《SCENE1》家事で
お皿洗いはお湯の温かさや洗剤の香りに意識を向けて
“お皿洗い”も家事瞑想というマインドフルネスの一つ。お皿を洗うときにお湯の温度や洗剤の香り、食器の手触り、水の音に意識を向けます。お皿を洗うという行為に集中しましょう。
《SCENE2》歩いているとき
“歩行瞑想”は隙間時間で行えるメディテーション
足の裏の重心の移り変わりに注意を向けて歩いてみます。足裏が地面に触れている感覚やかかとからつま先まで、足裏のどの部分に踏み締めが起こっているかなどを感じながら行うのがポイントです。
《SCENE3》電車で
電車の窓から見える景色を素直に受け取って
電車の窓から紅葉が見えた時に「きれいだな」など、その景色を見てただ感想を持つこともマインドフルネスな行為です。「葉が落ちるのはいつかな?」など未来のことを考えないようにしましょう。
《SCENE4》お風呂で
いつものお風呂タイムも自分の心と向き合える時間
湯船に浸かっている時なら「お尻が浴槽の底についているな」と自分の体の状態に意識を向けたり、「お湯があたたかいな」などと今置かれている環境に目を向けて。リラックスできるお湯の温度にするのもコツ。
《SCENE5》スキンケアで
スキンケアの香りやテクスチャーを堪能して
朝晩のスキンケアタイムもマインドフルネスを行える絶好のタイミング。化粧水やクリームの香りをじっくりと嗅いだり、肌にのせた瞬間のテクスチャーの感触を観察したり。緊張した心もほぐれます。
《SCENE6》寝るとき
就寝時は“ボディスキャン”で全身に意識を
ベッドに横たわったら足元から頭頂まで、体の各部分をスキャンするように意識を向けます。体の感覚だけでなく、その時に湧き上がる思考や感情にもマインドフルに対応するので素直に受け取りましょう。
2024年『美ST』11月号掲載
イラスト/green K 取材/棚田トモコ 再構成/Bravoworks,Inc.