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片付けのプロが伝えたい、“特別じゃない片付け”のすすめ|自然と片付く10の工夫

片付けが苦手、週末にまとめて片付けている、そんな人にこそ試してほしい【片付けを習慣化するコツ】。自然と片付く10の暮らしの工夫を紹介します。

「片付けなきゃ」と思うのに、つい後回しにしてしまう。週末は、家じゅうの片付けで終わってしまう。

これは以前の私です(元・片付け苦手な整理収納アドバイザー)

今は、どんなに忙しくても、散らかったまま過ごす時間は短くなり、リセット時間もそれほどかかりません。

そりゃ、部屋に人がいれば散らかります。でも、モノが戻る場所さえ決まっていれば、片付けるのはほんの5分。一瞬…とまでは言わないけれど、それくらいで「整った」と感じられるんです。

モノと向き合って、自分に必要なモノを選び、使いやすい場所にしまう。
一気にこれを整えるのは難しく感じるかもしれませんが、少しずつならきっとできる!

「散らかっても戻せる」「がんばらなくても整う」そんな小さな工夫や習慣を暮らしに組み込むことで、「心地いい部屋で過ごしたい」は叶えられます。実際に私も実践している工夫を紹介します。参考になると嬉しいです。

自然と片付けが続く、私の10の習慣

1. 洗顔後に、鏡と洗面ボウルをサッとひと拭き

朝の流れの中で気になったときに整える。「ついで」でできることが増えると、気分も軽くなります。

2.朝食を食べたら、その場でお皿を食洗機 or 水につける

時間がない朝こそ、次が楽になる準備を!シンクをタオルで拭いてから交換します。「ついで」掃除で特別に磨き上げなくても、いつもピカピカです。

3. ゴミ出し前夜は、冷蔵庫の賞味期限チェック

週1のルーティンとして、余っているもの・使いきれなかった調味料をチェック。気持ちの整理にもつながっている大切な時間です。

4.キッチン・ダイニング・リビングで、ゴミ箱を共有

ゴミ箱を複数設置するよりも、スペースを有効活用でき、ゴミ出しもラクに。(生ゴミ用ゴミ箱は別)時間にも、気持ちにもゆとりが生まれます。

5. コーヒーセットはまとめて箱に

コーヒー豆・ドリッパー・ペーパー類はひとまとめに。淹れたら、そのまま箱ごと棚へ戻すだけ。戻しやすさを考えると、自ずと片付けが楽になります。

6. 食器や服は「ちょうどいい量」にする

数が少なければ、戻すのも管理するのもラク。(少なけりゃいいってわけではありませんが)「今の自分に必要なだけ」を意識すると、散らかりにくさにもつながります。

7.玄関の靴は【1人1足】だけ出す

たたきに出ている靴が少なければ、自然とスッキリした状態が続きやすい。掃除しやすくて、掃除する回数が増えました。運気アップにつながるかも?!

8.帰宅したら鍵は、玄関のいつもの場所へ

いつもの場所に置くだけで、探し物のストレスがひとつ減る。朝もスムーズに出掛けられます。

9.読み終えた郵便物は、即シュレッダー or 古紙入れへ

「あとで見よう」の山を作らないことで、情報に振り回されず、頭の中もスッキリ。ついでにテーブルの上も広く使えて、家族との会話もゆったりと♪

10.帰宅後、カバンも定位置へ

カバンの置き場所は、季節によって変わります。今は風通しのいいリビング(私は仕事場であるダイニング)に、冬は玄関横の棚(コートと一緒に)。季節や暮らしに合わせて置き場所を変えることで、動きがスムーズになる。今の自分にとって”ちょうどいい”場所を見つけていくことが、片付けをラクにしてくれます。

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©️M-select

片付けを、特別なことにしない。
日々の流れの中にそっと溶けこませる。
そんな習慣が、暮らしを静かに整えてくれている気がします。

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