暖かな日が続いた今年の秋ですが、11月下旬に入り、この時季らしい寒さの日が続いています。最高気温が15度前後の日も増え、朝晩はぐっと冷え込むように。いよいよ冬コーデの出番です。
11月下旬の気温とコーデのポイント
*出典:気象庁ホームページ「東京(東京都) 2023年11月(日ごとの値)気温」(https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2023&month=11&day=&view=g_tem)より
2023年11月下旬の東京は、日によっては暖かい日がありつつも、最高気温が10度以下の、いよいよ冬本番とも思える日もありました。冷たく、乾燥した風を感じる時季なのでしっかり防寒を。真冬並みのダウンジャケットまでは必要ないものの、トレンチやウールコートなど、しっかりしたアウターを取り入れておしゃれに寒さ対策をすると快適に過ごせます。
11月下旬は「コート」前提で考えてOK!
Vネックラインがポイントのトレンチカジュアル
グレーインナーにベージュトレンチのコンサバな色合わせに、ひと匙のアクセントとしてVネックニットをプラス。こっくりとした青のVネックラインがベーシックではない新鮮な表情に格上げ。深めのボルドーのリップも冬らしく、ピリッとした気持ちを盛り上げてくれます。
鮮烈な赤コートのMIXコーデ
乗馬帽を思わせるレザー製のキャップに、赤のロングコートを合わせたMIXコーデ。大胆すぎてチャレンジできないと思いがちな赤コートも、キャップでカジュアルに味付けすることで馴染みやすくなります。ブーツでもレザーを取り入れ、ファーの質感が楽しいバッグを合わせて冬素材を楽しんで。
11月下旬に多い【最高気温15度〜17度】におすすめの服装は?
最高気温15度のコーデ:防寒アウターが必須
撮影/東 京祐
一見シングルラグランコートに見えますが、実は耐久性&撥水加工ありの高スペックダウン。シンプルながら上品さが光り、デニム&スニーカーのカジュアルコンビを格上げしてくれます。機能性もデザイン性も備えているから、お出かけ帰りの子どもの「公園寄ってこ!」にも広い心で対応できそう。
最高気温16度のコーデ:脱ぎ着しやすい軽アウターが快適
撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
通勤の電車内は暖房が効いているため、厚手のコートだと暑い場合も。着脱が楽なアウターが便利です。上品なキルティングのジレならいつもの着こなしに合わせやすく、オフィスにもママ行事にもOKなきちんと感を確保。ベージュパンツで上半身の重たさを軽減し、メリハリをつけるのがポイント。
最高気温17度のコーデ:多機能な軽アウターはどんな天候でも重宝!
撮影/須藤敬一
光吸収発熱・ウォッシャブル・軽量のキルティングコートなら、雨の日の送迎も笑顔で乗り切れそう。汚れが目立つ薄い色は避けがちな子育て期のアウターですが、丸洗いできるコートなら選択肢がグッと広がります。首元からブラウスの襟をのぞかせ、甘めエッセンスをひとさじ効かせるのがカギ。