各々の“らしさ”が凝縮されている、バッグの中身を大公開。今回は、ナチュラルな素材を生かしたウィービングタペストリーを制作されているウィービングアーティスト・FICAS DESIGNさんのバッグの中身を見せてもらいました。
今回の語り手は
もこもこ、ふわふわ、毛糸の風合いを生かしたタペストリーは、ひとつ飾るだけでお部屋の雰囲気をやさしく温かみのある空間に演出してくれます。ナチュラルな素材をセレクトし、手触りやカラー、製法にもこだわった、ゆったりと流れる時間を感じるインテリアを多数手がけるFICAS DESIGNさんのバッグの中にはどんなものが入っているのでしょうか。
わたしのバッグの中身を一言で言うと「My Best」です。あまり荷物を持ち歩きたくないので、厳選した名品、コンパクトな名品、欠かせない名品たちが集まっています。
ものを選ぶときは、長く愛用できそうかどうかを重視。一目惚れや使いやすさももちろんですが、やはり末永く使いたいので、少し値が張るものでも気に入れば買うようにしています。
・ハンドタオル
・本
・マネークリップ
・イヤホン
・くし
・リップ
・ネイルオイル
・ハンドクリーム
・スマートフォン
使うたびに、惚れるバッグ
バッグは3ヵ月前くらいに購入した「ADD CULUMN」のもの。わたしの持っているバッグの中では、かなり大きめですが、あまりの使いやすさに一軍昇格です。内ポケットがたくさんあり、こまごましているものをそのまま収納しても取り出しやすく、収納力の高さに惚れ惚れします。大きく開くので中身が見やすく、外側にはカードホルダーがあるのでとても便利です。
10年の想いが詰まったブックカバー
「Valextra」のブックカバーは10年ほど愛用しているお気に入りのアイテムです。カバー自体が栞にもなっていて、本を守る役割もあり、デザイン・機能性ともに気に入っています。
わたしの気分を上げてくれるのは本と音楽です。できるだけ本はたくさん読みたいと思っていますし、多いときで自宅にも1000冊ほどありました。作品紹介文でも、制作しながら感じたことを豊かに表現できる言葉選びを心掛けているので、言葉には常に触れていたいです。
小さくても機能的
今治タオルは肌ざわりも吸収性も良いのでお気に入り。20×20cmのコンパクトさも小さなバッグのときに助かります。
身だしなみの相棒
「MARKS&WEB」のくしはもう3代目くらいでしょうか。長らく愛用しています。コンパクトさ・持ちやすさが好みです。さっと前髪に通して、荷物の少ない日はポケットにスッと。
イヤホンはスマートに持ち歩く
イヤホンケースはバッグに付けられるものを選びました。こういった部分でもバッグの整理整頓を心掛けています。
作家としての必需品
クリーム・ネイルオイルはバッグの中身のマストアイテムです。制作で使う羊毛や糸はとても繊細なので、少しでも手荒れしていると引っかかり、素材や作品がダメになってしまうことも。そのため、手の保湿にはとても気を使っています。「Aesop」と「無印良品」のネイルオイルも長年愛用しているアイテムです。
FICAS DESIGN 人気No.1
FICAS DESIGNさんが制作されている作品の中から、お気に入りを紹介してもらいました。
その場が明るくなるような象徴的なフリンジコットンラグ。とてもやわらかで、雰囲気のあるコットン麻とかわいらしいデザイン糸を手織りしました。