彼氏がAVを見る理由は？「気持ち悪い」と思ったときの対処法

女性のなかには、性的なコンテンツ自体に嫌悪感を抱く人も多いものです。アダルトゲームやアダルト漫画、官能小説などを「気持ち悪い」と思うのと同じように、AVやセクシー女優に関しても不快感を覚えてしまいます。もちろん、それらのコンテンツを享受している彼氏にも同様に、ネガティブな印象を抱いてしまうでしょう。

彼氏がAVを見ることで、自分の価値に疑問を抱いてしまう女性もいます。「自分に魅力がないからAVを見られてしまう」「もう私とのセックスは不必要なんだ」と思い込んでしまうのです。しかし実際には、AVとリアルは別物。悲観的になる前に、誤解のないコミュニケーションが求められます。

女性によっては「AVを見ているのは浮気！」「彼女がいるのにAVを見るなんて、信じられない！」と感じる人もいるでしょう。確かに、自分以外の女性の裸を見て興奮している彼氏に対しては、怒りや苛立ちが湧いてくるのは自然なことです。

しかし男性にとってのAVは、女性が思うほど邪な存在ではありません。男性の性欲は、ときに女性の想像を遙かに超え、日常生活に支障を起こすほど大きくなってしまう場合があります。AVによる性欲処理は、彼女以外の女性に手を出さないための手段でもあるのです。

つまり男性によっては、AVの視聴が誠実さの証になっているとも考えられます。そもそも前項でも触れたように、AVとはファンタジーです。女優のファンであったとしても、女優に本気で恋をしているわけではありません。

漫画やドラマと同じように「現実でできないことを楽しむ」のがAVの醍醐味。AVを見ている彼氏を一方的に責めるのではなく、心理を理解したうえでコミュニケーションにつなげていく姿勢が大切です。

ここでは、彼氏がAVを見ていたときの対処法をご紹介します。エロに関心が低い彼女にとって、AVはまさに未知のコンテンツ。焦ってしまう気持ちを抑えつつ、彼氏との関係性をより良くするための選択について考えていきましょう。

彼氏がAVを見ていても、基本的には特別な行動に移す必要はありません。多くの男性にとって、AVは日常的なコンテンツです。中学生や高校生の頃から身近に存在しており、彼女がいるからこそ気を遣って隠してくれているだけです。

「男の人はAVを見るのが自然なこと」と割り切り、見守る姿勢を持ちましょう。彼氏が自分の好きな本を読んでいたり、スポーツ番組を観ていたりしても、特別な不安は感じませんよね。AVも同様に、彼氏の日常の一部と認識することで焦りを手放せます。

彼氏のAV視聴に寛容な心を持つためには、男性と女性とでは性欲に差があることを割り切る姿勢が大切です。一般的に、男性と女性の性欲は、35～40歳頃を目安に逆転するといわれています。言い方を変えれば、その年齢までは男性のほうが性欲が強いことが自然なのです。

そのため女性にとっては、男性の性欲の強さや性欲処理の必要性に対し、疑問を抱くときもあるでしょう。しかし「生物的に自然な現象」と認識できれば、気持ち悪さも軽減していきます。性欲は、食欲や睡眠欲と同様に、生き物としてごく自然な欲求なのです。

彼氏がAVを見ていたら、どんなAVが好きなのかをチェックするのもよいでしょう。男性にとってAVはファンタジーであり、現実ではできないことをかなえてくれる存在です。つまりAVは、彼氏の性癖を明確に教えてくれるコンテンツでもあるのです。

多くの男性は、彼女とのセックスの傾向と「本当の性癖」を分けて考えています。彼氏のAVの好みを知ることで、性癖への理解が深まり、より満足度の高いセックスにつながるかもしれません。たとえば制服系のAVが多いときは、難易度の低いコスプレで誘ってみると彼氏がさらに興奮してくれるかもしれませんよ。

彼氏がAVを見ていると、「自分に満足してくれていないのか……」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。しかし、AVと現実は別物です。不必要に落ち込まず、「自分に魅力がないわけではない」と考える姿勢を持ちましょう。

たとえば彼氏が女性アイドルを推していても、ジェラシーを抱くことはあれど「私より魅力的ってこと？！」と本気で怒るケースは少ないですよね。エロのプロフェッショナルであるセクシー女優も同様で、プロに対して本気の怒りを感じる必要はないのです。あなたにはあなたの魅力があり、プロにはプロの仕事があるというだけのことです。

彼氏との関係性によっては、一緒にAVを見るのもよいでしょう。「どんなAVが好きなの？」「一緒に見てもいい？」と気軽に声をかけられる関係であれば、ドラマを観るような感覚で2人で楽しめます。

またセックスの頻度が減っていることに悩んでいる2人であれば、AV視聴は解決の糸口になることも。AVを見ているうちに興奮度が増していき、お互いの肌が恋しくなってきます。