いよいよ2025年がやってきました。占星術では以前から「風の時代」の到来と言われていましたが、2025年はそれが本格的に進むときだとされています。今後の風の時代には、どのようなことが起きるのか、また、そんなときどうすれば幸せに過ごすことができるのか、人気の占い師・白浜慶花(しらはまよしか)先生から3つのアドバイスをいただきました。
「地の時代」から「風の時代」になって変化すること
占星術では2020年末頃から「風の時代」に変わっていくと言われていました。
運気とはグラデーションのように少しずつ変化しており、本格的に風の時代に突入したのは2024年の11月末で、つい最近のことです。
「そもそも風の時代って?」という方に簡単にお伝えすると、占星術では約200年ごとに、12星座を4つに分けたエレメント(元素)「火」「地」「風」「水」が変化すると考えられています。
これまでの200年は「地の時代」と呼ばれ、人の価値観は“目に見える“地位や物、お金が大事にされる時代でした。次の200年の大きな流れでは価値観の基準が変わり、「風の時代」は“目に見えないもの“が大事にされ価値を持つ時代。目に見えないものとは「知識」「情報」「経験」「直感」「フィーリング」「心」などのことです。
2025年は自分の気持ちに敏感に動く方と、動かない方に差が出てきます。本格的に風の時代へ入った今、2025年を幸せに生き抜くための3つポイントをご紹介します。
1 損得勘定を捨て、やりたいことに挑戦する
目に見えるものが大事とされていた地の時代には、損得勘定で考えることは、目に見える価値としての「損や得」でした。それが今では「目には見えないもの」に重きを置く時代。
一見、損に見えてしまうことも、見えるもの“だけ“にとらわれず、ふと思ったことや、やりたい気持ちに素直に挑戦してみましょう。
損得勘定だけで行動を決めてしまうのは、とても勿体無いことです。自分の気持ちに素直に動くことを優先してみてください。その経験の先に、あなたの未来が広がっています。
2「お先にどうぞ!」の余裕がもてる場に身を置く
今、あなたがいる環境は、自分のキャパがキツい状態が続くような環境ではないでしょうか?
風の時代は、軽やかに自分の表現や行動を取れる人が良い結果に得やすくなります。そこで必要なのは、良い結果を起こす為の“心の余白“。いつも「お先にどうぞ」という気持ちの余裕を持てるかどうかです。
心がギスギスしている状況を抱えていると、「我、先に!」となってしまい余白を作れなくなってしまいます。その場所がいつも苦しい状況や関係であるなら、思い切って変えたり、卒業する決断も必要です。
ただ、その場所でどうしても叶えたい夢や目標があるならば、その気持ちは大事にしてください。どうしたら居心地が良くなるか?を考え、いつもより気分転換を多めにとることも意識してみましょう。
3 いつでも感謝の気持ちを持つ
「感謝は大事!」と何度も聞いたことがあると思いますが、その真意はご存知でしょうか。感謝の真意は、自分自身の心の余白にあります。ありがとうの気持ちが持てないときは、自身に余裕・余白がない状況です。
「この世界で当たり前なことはない」とは分かってはいるものの、いつもその気持ちを持ち続けることは、簡単なことではないですね。
“感謝の気持ちを持つことは、新しい風やチャンスを逃さない、そのチャンスに気付ける余白のこと“です。ステージを上げたい人は、心を落ち着けて。いつもどんなことにも、感謝の気持ちを忘れずにいられるよう意識してください。
2025年は素直な心で幸せをつかもう
いかがでしたでしょうか。
時代が大きく変わってしまうとなると、今までの行動が無駄なように感じることもあるかもしれませんが、過去の経験は必ず活きます。必要なのは新しい価値観を知ったり、経験したりすること。どんな選択をしても全て「あなたの人生の一部」になっていきます。
2025年は素直な心のまま過ごせるよう余裕を持って、ぜひ素敵な時間にしてくださいね。
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白浜慶花(しらはまよしか)先生
占いの館千里眼所属、算命学や四柱推命、手相などを使う占い師。相談者の気になる人の心の声をリーディングすることも得意で、心配や不安を抱く心に寄り添って解決策を考え、安心感を与えてくれます。「鑑定が良く当たっている」というだけではなく「もっと話したいと思える」、また先生の存在が「癒し」「心の支え」という相談者が繰り返し訪れています。