メイク講師のSAKIです。アイメイクの定番といえば「ブラウンシャドウ」。プライベートでもお仕事のシーンでも使いやすく、肌色問わず使える万能とも言えるカラーなので、ブラウンのアイシャドウを日々使っている、昔からアイシャドウはブラウン一択！という方も少なくないでしょう。ただ、40代以降の皆さん。ブラウンのアイシャドウ、年齢に合わせて上手く使いこなせていますか？ここからは、やってしまうとかえって老け見えしてしまう「NGブラウンシャドウの使い方」そして「OKブラウンシャドウの使い方」を詳しくご紹介します！
高発色シャドウはNG！あえて「発色弱め」のブラウンシャドウを選ぶべし
昔は高発色であればあるほど良い商品、と言われていましたが、ブラウンのアイシャドウを濃く塗れば塗るほど影が目立ち、老け見えの原因に。さらに今の時代は塗り重ねて盛るより、程よい影と光で自然な立体感を出して盛るのが主流。濃い発色のアイシャドウはトレンドから浮いてしまい、古臭い印象になってしまいます。古臭くなく老け見えしないためにも、あえて発色が弱めのアイシャドウを選ぶと良いでしょう。
最近のアイシャドウは、透け感があり塗り重ねるごとに色に深みが増すようなものが多いです。最初からドバッと付いて薄くするのが難しい、という心配も要らず難しいテクニックがなくてもふんわり柔らかな発色を楽しむことができます。また、クリームタイプのアイシャドウであれば密着感も高くツヤが出るのでさらに若々しさもアップできます。
今持っているアイシャドウが高発色タイプならば、大きめで毛足の長いアイシャドウブラシを使えば、薄く発色させることもできますし、小さなブラシやチップを使う場合でも一旦ティッシュで余分なアイシャドウを払い落とせば、ドバッと付着して濃くなってしまった…という失敗も防ぐことができます。まずは「アイシャドウは濃くあるべし」という概念は捨て、淡めアイシャドウを使ってアイライナーやマスカラで引き締める今っぽいメイクにチャレンジしてみましょう！
濃いブラウンはNG！ベージュブラウンなどのニュアンスカラーをメインに
先ほど少し触れたのですが、今はアイライナーやマスカラを使って目もとに深みや立体感を与え、印象的に仕上げるのが主流です。濃いブラウンのアイシャドウを使って深みを出すのは、今や古臭い印象に。濃いブラウンのアイシャドウを目のキワに馴染ませると、影の部分が広く目立ち、特に40代の方はかえって目が小さく見えることがあります。まずは濃いブラウンのアイシャドウから卒業し、ニュアンスカラーメインでブラウンアイシャドウを仕上げましょう。
ベージュブラウンなど柔らかさを感じるブラウンはもちろん、彩度は低く明度が高い、グレーっぽさを感じるくすみブラウンは引き締まった印象に。ややピンクを感じるニュアンスブラウンは血色感もアップし華やかな印象に。ダークチョコのような強い色ではなく、ホットココアのようなまろやかさを感じるようなブラウンを選べば、今っぽく若々しい印象を保つことができますよ。
ギラギラのラメシャドウはNG！上品なパール入りブラウンがおすすめ
40代は目もとの悩みも増え始める年代。ハリのなさや影が気になる方が特に増えてくるようです。そこに明るさを足そうと、ギラギラと華やかに輝くラメがふんだんに入ったブラウンシャドウを使う方もいらっしゃるようですが、実は悪目立ちの原因に。大粒のラメは時間が経つと小じわに入り込み、一層小じわが目立ちます。また、そうなると光がうまく取り込まれずムラっぽさが目立ってしまうのです。
しっかり明るさをプラスしなきゃ！と極端に派手な目立つアイテムは取り入れず、上品に輝く繊細なパール系のブラウンシャドウを選びましょう。パールは微細でシワに入り込んでも目立ちませんし、上品に輝くので40代からの大人世代にはぴったりです。角度を変えた時にツヤっと輝くほどの柔らかなブラウンアイシャドウで、まぶたのハリを演出して若々しさをプラスしましょう！
まとめ
今回記事内でご紹介したコスメはこちらです。
アディクション ザ アイシャドウ パレット 003
ウォンジョンヨ W デイリームードアップパレット 03
今回は老け見えしてしまうNGブラウンシャドウ、若見えするブラウンアイシャドウの選び方をご紹介しました。もし、NGアイシャドウやってしまっていたな…と感じてしまったならば、ぜひこの記事を参考にブラウンアイメイクを今っぽくアップデートしていきましょう！
